“全編PC画面”の「search」は演技指導も独特だった!
2018年10月22日 12:00

[映画.com ニュース] 100%PC画面の映像で進行するサスペンススリラー「search サーチ」の特別映像が公開。革新的な映像を表現するため、アニーシュ・チャガンティ監督が行った独自の演技指導が明らかになった。
16歳の女子高生マーゴットが突然姿を消し、行方不明事件として捜査が開始される。娘の無事を信じたい父親のデビッド(ジョン・チョウ)は、マーゴットのPCにログインし、娘が登録しているSNSにアクセスを試みるが、そこには知られざるマーゴットの闇が広がっていた。2018年のサンダンス映画祭観客賞(NEXT部門)を受賞し、米国最大の批評サイト「Rotten Tomatoes」では93%(10月19日現在)という高得点を記録した。
映像内でチャガンティ監督は「昔ながらのストーリーだが、型破りな方法での映像化に挑戦した」語る。その一例として、劇中でキャストの感情が高ぶった際には、その表情を過剰なまでにPC画面にクローズアップさせた。「身を乗り出す動作を映し出すことで、強い感情を表現できる」という、本作のためにチャガンティ監督が考えた独特の演技指導だ。
デビッド役のチョウが「クローズアップの多い作品だ」と明かすように、あふれる怒りを表現するシーンなどでこの方法を採用。チャガンティ監督こだわりの演出が二転三転する巧みなストーリーテリングとの化学反応を起こし、本作の斬新な映像世界へと引き込んでいく。
映像内にはそのほか、娘が行方不明になる直前に乗っていたという車が発見される物語のキーとなるシーンや、捜索事件で娘が有名になった途端「親友だったの」と涙を流しながらSNS動画で娘のことを語りだす女性など、SNS社会の闇の一端を垣間見る本編映像が収録されている。
「search サーチ」は10月26日から全国公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント