ジブリ作品の彩色に迫る 三鷹の森ジブリ美術館の新企画展示は「映画を塗る仕事」
2018年10月15日 17:00

[映画.com ニュース] 三鷹の森ジブリ美術館の新企画展示「映画を塗る仕事」が、11月17日から開催されることが決まった。
2019年11月まで開催予定の同展示は、スタジオジブリ作品の彩色を特集。故高畑勲監督と宮崎駿監督は「登場人物とその日常を丁寧に描き、実写とは違ったリアリティをもたせることで、観客の心に訴えることができる作品」を目指し、物の材質や質感を感じられる色選び、光の当て方で時刻や天候を表現するなど、彩色工程においても作品世界をより豊かにするための工夫を重ねてきた。
同展示では、色彩設計として両監督を支えてきた故保田道世さんの手腕を、当時のセルを用いて紹介する。セル絵の具による限られた色数のなかから、監督の要求に応える努力を続けたスタッフの知恵と工夫に迫り、「色で何が表現されたのか」をひも解いていく。
チケットは日時指定の予約制で、11月入場分のチケットはローソンで販売中。
関連ニュース



約30年ぶりの2Dアニメ劇場版「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」が画期的な理由とは?【コラム/細野真宏の試写室日記】
2025年6月26日 06:00



映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント