ジョナス・メカスの特集上映10月27日開催 「ウォールデン」「リトアニアへの旅の追憶」
2018年10月15日 16:00

[映画.com ニュース]アメリカのインディペンデント界のゴッドファーザーとも称される伝説的映像作家、ジョナス・メカスの代表作2本を紹介する「メカスとの旅 A Journey with MEKAS」が、10月27日から2週間、シアター・イメージフォーラムで開催される。代表作「ウォールデン」(69)と「リトアニアへの旅の追憶」(72)を上映する。
映像作家で詩人であるメカスは、故郷リトアニアをナチスによって追われ、アメリカに亡命、その後ニューヨークのアートシーンにおける中心人物となる。1969年「ウォールデン」で「日記映画」というジャンルを生み出し、市場を支配していたハリウッド的な表現に対抗。映画における個人表現を追求したメカスの作品は多くのアーティストを刺激し、その親密で詩的な手触りが、多くの観客を魅了した。これまでパリのポンピドゥー・センターや、ドイツのドクメンタ、ニューヨークのMoMA PS1、ロシアのエルミタージュ美術館など、世界中で個展が開かれ、そのアーティストとしての評価は益々高まっている。2018年の12月に96歳の誕生日を迎える。
特集上映「メカスとの旅 A Journey with MEKAS」は、10月27日からシアター・イメージフォーラムで開催。
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