撮影後もバスケ練習中の志尊淳、スポーツの神様に大ヒット祈願!
2018年10月11日 15:10
[映画.com ニュース] 弱小バスケットボールチームの成長を描いた青春映画「走れ!T校バスケット部」の大ヒット祈願が10月11日に東京・亀戸の亀戸香取神社で行われ、主演の志尊淳をはじめ、共演した佐野勇斗、早見あかり、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大、西銘駿、阿見201が、劇中衣装のユニフォーム姿で参加した。
物語の主人公は、名門私立・白瑞高校でエースプレイヤーとして活躍していた田所陽一(志尊)。親友をいじめから救ったことで標的となり、多田野高校(通称:T校)に編入する。「2度とバスケはしない」と誓っていた陽一だったが、成り行きで連戦連敗のバスケット部に入部。キャプテンの矢島俊介(佐野)ら明るいチームメイトに出会い、バスケの楽しさを思い出していく。
この日は「スポーツ振興の神」として全国的に有名で、レスリングの吉田沙保里選手や体操の内村航平選手ら、著名なオリンピック選手も参拝に訪れるという亀戸香取神社に若手キャスト陣が顔をそろえた。志尊は大ヒット祈願の感想を問われ、「非常に身が引き締まる思いです。今回はバスケットボールを題材にした作品なんですけど、僕らが練習した日々が作品に反映できていると思うので、たくさんの人に届くように祈りました」と背筋を伸ばした。佐野は「撮影から約1年が経つんですけど、今日皆で集まって、当時を思い出しました」と述懐した。
もともと佐藤以外はバスケ初心者だったそうで、元日本代表の半田圭史氏と猛特訓を重ね、練習と撮影を通じて絆を深めた8人。様々なアングルからプレイを切り取られ、常に動き回らなければならない過酷なバスケシーンの撮影を、チームワークで乗り切った。志尊は「この撮影の後に他の作品で、車いすバスケでパラリンピックを目指す青年を演じました。ここでの練習がすごく役に立ちましたね」と明かし、「車いすだと足が使えないので、手首のスナップを利かせないと届かなくて。それは半田さんからもよく言われていたことだったので」と振り返った。一方の佐野は「撮影後は(バスケを)全くやっていないです」とあっけらかんと笑い、「練習では届かないことが多かったんですけど、本番では奇跡的にスリーポイントが決まりました」と胸を張った。
「撮影当時から変わったメンバーは?」という質問には、戸塚が「阿見さん。体重が増えて横に成長した感じで」と回答。志尊から名前にちなんで「今は阿見201じゃなくて、阿見どれくらいなんですか?」と振られると、阿見は「具体的には阿見128」と体重を明かし、「すげえ!」と感嘆の声が上がった。和やかな雰囲気に「こうして話していると、皆変わらないですね」と全員で顔を見合わせていた。また、撮影中は卓球やゲームセンターで遊んでいたという8人。「ボウリングしたいね」という鈴木の提案に、志尊が「近いうちにやりましょう!」と笑顔を見せた。
竹内涼真、千葉雄大の友情出演も話題となっている「走れ!T校バスケット部」は、11月3日から全国で公開される。
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