岡田准一、“盟友”木村大作監督の感動にもらい泣き「これが映画だと教えてもらった」
2018年9月28日 19:29

[映画.com ニュース]モントリオール世界映画祭で準グランプリに当たる審査員特別賞に輝いた木村大作監督、V6の岡田准一主演の「散り椿」が9月28日、全国342スクリーンで封切られた。
岡田は、共演の西島秀俊、黒木華、池松壮亮とともに初日舞台挨拶に立ち、「僕たちの大切な日に、お金を払って映画館に足を運んでくれたことにうれしさを感じる。大作さんと一緒に迎えられたのもうれしい」と笑顔。だが、そのまま目を向けた先の木村監督が全く無反応だったため苦笑いだ。
最後に紹介された木村監督は、「ウワーッ」と雄叫び。実は満席の会場に感激したあまり固まっており、ようやく「本当にありがとう。感動しています」と涙をこらえながら話した。
これには、岡田がもらい泣き。撮影の思い出を聞かれても言葉が継げず、ハンカチを貸してくれた西島に「代わりにしゃべって」と懇願。それでも涙をぬぐいながら、「人生を懸けた映画作りを背中で見せていただいた。大作さんが笑顔でいてくれるのが、皆の幸せだった」と声をしぼり出した。
西島は、「ラストカットを撮る前に倒れられて、お堂みたいなところで寝ていたので、駆け付けたいけれど起き上がるのを待ちながら心配していた。複雑でした」と告白。木村監督は、「気分が悪くなって吐いただけ。1日中コーヒーを飲んでいるから、吐いたものが茶色で最初は血かと思った。でも、このまま終わったら(死んだら)新聞に確実に大きく出るなとも思った」と冗談めかし弁解し、会場の笑いを誘った。
登壇者はそれぞれに木村監督へ感謝の言葉を送り、握手とハグ。木村監督の指名で、殺陣や一部の撮影もこなした岡田は、「大作さんの生きざま、培ってきた人生をすべてぶつけて取り組んでいる姿をずっと見てきた。不思議な関係ですが、大作さんの一番の理解者でいたい、友のように思いながら撮影させてもらった。まだ1本でも2本でも撮ってもらうことを望んでいるし、その時はお手伝いしたい。これが映画だ、というものを教えてもらった」と称えていた。
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