京本政樹&梅沢富美男、映画宣伝そっちのけで「必殺仕事人」トーク
2018年9月19日 20:15

[映画.com ニュース] アカデミー賞俳優のデンゼル・ワシントンが主演を務めた人気アクションシリーズ第2弾「イコライザー2」の特別試写会が9月19日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、ゲストとして京本政樹と梅沢富美男が舞台挨拶に出席。今作の宣伝そっちのけで、共演した時代劇「必殺仕事人」シリーズの思い出話に花を咲かせた。
法では裁けない悪人を19秒で抹殺していく“イコライザー”こと、ロバート・マッコール(ワシントン)の活躍を描いた人気シリーズ。マッコールの“仕事人ぶり”にちなんで登場した京本は、「僕は(1985年の『必殺仕事人V』で)組紐の竜を演じていました。35年近く経ちますが、『京本政樹といえば仕事人』と言われるのはありがたい」とほほ笑んだ。
さらに「京本をしのぐ仕事人」と呼び込まれ、「必殺仕事人V 激闘編」に出演した梅沢も登壇したが、ここからのトークは「必殺仕事人」一色に。「僕は撮影の序盤、足かなんかを骨折していて。座っている状態でいたら、女形をしている梅沢さんがスーッと来た」(京本)、「2月の京都で撮影していたとき、寒くて寒くて! 相手が外人さんで、意思疎通がとれなくて、NGばっか出すんだよ。絞め殺そうかと思った」(梅沢)など暴露話が飛び出し、場内のファンを喜ばせた。
しかしイベント終盤、さすがに梅沢が「おまえさん、本当にしゃべりすぎ(笑)。さっき打ち合わせしたろう、映画の話してくれって!」と吹き出し、今作を「アメリカ映画でも、義理と人情のテーマを大事にしてくれている。このなんとも言えない人情芝居。これは素晴らしいですよ。今の日本映画やドラマ、ろくなもんないからね。くだらない漫画題材ばかりやりやがって、馬鹿野郎。まあ俺も出たけどね」と毒舌交じりに猛アピール。京本は前作PRも担当しただけに、「前作を見たとき、『必殺仕事人』をハリウッドがパクったのかと思った。『マジに監督、研究しているのか?』とびっくりしました」と語り、「前作のデンゼル・ワシントンはちょっと、ほわっとしていましたが、今作はすごい緊迫感がありました。『怒るぞ、怒るぞ』と険しい感じでしたね」と述べていた。
また壇上には組紐や扇子、やかん、消化器、カラーコーンなどの小道具が登場。梅沢はサングラスと扇子、京本は傘を持って“決めポーズ”を取り、客席からの喝さいを浴びていた。「イコライザー2」は10月5日から全国公開。
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