神谷浩史&井上和彦「夏目友人帳」の「カメ止め」級ヒットに期待?
2018年9月8日 22:00

[映画.com ニュース] 「劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ」の完成披露上映会が9月8日、ユナイテッド・シネマアクアシティお台場で開催され、キャストの神谷浩史と井上和彦、大森貴弘総監督、伊藤秀樹監督が出席した。
2018年に10周年を迎えた人気テレビアニメ「夏目友人帳」初の劇場版となる今作は、オリジナルストーリーが展開される。謎の妖が潜む町を訪れた夏目とニャンコ先生に待ち受ける、新たな出会いや事件を描く。
「10周年を迎えるまでを振り返り、『夏目友人帳』とはどんな作品だったのか」と問われた井上は、「10年前はこんなに素敵で大きな画面で『夏目友人帳』が見られるとは思っていませんでした。今日皆さんの顔を見て、すごいことをやっちゃったんだなという感じがしました」と感慨深げに語る。一方の神谷は、「昨日(関係者向けの試写会で)皆さんと同じように大きなスクリーンで拝見したら『むちゃくちゃ良い作品じゃん』と改めて思ったんです。気が付いたら1時間半ちょっとの時間が流れていた。とても幸せな時間を過ごした気がする」と完成度に自信をのぞかせる。
今作は、ニャンコ先生が3匹に分裂した「トリプルニャンコ先生」の登場が大きな見どころとなる。トリプルニャンコ先生の声も井上が担当しており、大森総監督が「最初から和彦さんには、『働いてもらいますよ』というようなことを言っていた(笑)」と明かすと、井上は「どういう話かもわからないまま、プレッシャーをかけられた。台本を見た時は『やられた』と思いました(笑)」「あれだけプレッシャーをかけられたら、『これは(3匹)全部やれってことだな』とね」と苦笑した。
イベント終盤、井上は客席を見渡し、ニャンコ先生の声で「どうもありがとう!」とニッコリ。続けて神谷が「『カメラを止めるな!』くらいの猛烈な勢いで大ヒットするといいなと思っていますが……」とこぼすと、すかさず井上が「夏目を止めるな!(笑)」と乗っかり、場内が爆笑に包まれる。神谷は「そういう作品でないことは、10年間携わっていると僕らもわかっていて。爆発的に『見に行かなきゃ損だ!』みたいな作品ではないです。でもとても心に響く作品であることは、ここにいる皆さんはきっとわかってくださっていると思います」と客席に呼びかけた。
「劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ」は、9月29日から全国公開。
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