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内山理名、シングルマザー役で考え抜いた「頑張る」という言葉の意味

2018年9月4日 14:00

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ニセコ町での撮影を述懐
ニセコ町での撮影を述懐

[映画.com ニュース] 女優の内山理名がシングルマザー役に挑んだ映画「single mom 優しい家族。 a sweet family」の完成披露試写会が9月4日、東京・渋谷のユーロライブで行われ、内山をはじめ共演の長谷川葉音、メガホンをとった松本和巳監督が出席した。

「マツモトキヨシ」の創業者・松本清氏の孫で、政治活動を休止後に劇団「マツモトカズミ」を率いる松本監督のデビュー作。一人娘のエミリー(葉音)を育てるシングルマザー・愛実(内山)が、発達障がいを抱えるミニカー職人・鉄二(木村祐一)との出会いや、シングルマザー支援協会の助けを得て、悩みながらも自立の道を歩む姿を描く。

内山は「脚本にすごく惚れて出演したいと思ったんです。それは最初から変わっていません。脚本を読んだ時から涙が止まらなかった」と松本監督が魂を込めて紡いだ物語を絶賛。「女性には色々流れがあると思うのですが、読んだタイミングでグッとくるものがあって。私自身はシングルマザーではないですが、それでも刺さるものがあるんですよね。それを伝えたいなと思いました」と語ると、松本監督は「劇中で描かれるエピソードは、ほぼ“事実”なんです」と打ち明けていた。

特に内山が考え抜いたのは「頑張るって、何?」というセリフだ。「なぜかこのセリフが台本の段階でも、そして自分で言っていても響いたんですよね。物語の舞台はニセコなんですが、東京にいると『頑張れ!』って言葉、頑張ることが得意な人が多い気がしています」と話し、役作りでは「“頑張ることがわからない”という考えを重視しましたね。応援したくなるというよりも、この人が今後何を選択していくのかという点を見ていってほしいと思っていました」と語っていた。

大正時代から相互扶助の精神が根付いている北海道ニセコ町での撮影は、「映画の会合が終わって、打ち上げ会場に行ったら、飛行機に乗れなくなったニセコの町長がたまたま隣に座っていたんです(笑)」(松本監督)と偶然の出会いがきっかけ。内山と長谷川は同所での日々を存分に楽しんだようで「『深呼吸をしながら見たい』と思うほど、自然が豊か。街の人も協力的で温かな方ばかりでした」(内山)、「撮影の合間、内山さんが気さくに話しかけてくださって、緊張がほぐれました。木村さんからは、苦手なキノコの調理法を教わったりしていました」(長谷川)と懐かしそうに振り返っていた。

single mom 優しい家族。 a sweet family」は、10月6日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。

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