日本が世界初演! 「ニュー・シネマ・パラダイス」シネマ・コンサート上演決定
2018年9月4日 12:00

[映画.com ニュース]ジュゼッペ・トルナトーレ監督がメガホンをとった「ニュー・シネマ・パラダイス」(劇場公開版)のシネマ・コンサートが、9月15、16日に東京・有楽町の東京国際フォーラム、9月17日に大阪・オリックス劇場で上演されることが決定した。同作品を題材にしたシネマ・コンサートは、全世界に先駆けて、日本が初演となる。
シネマ・コンサートは、映画上映とオーケストラの生演奏を融合させた複合型イベント。セリフや効果音はそのままに、フルオーケストラが本編映像に合わせて音楽パートを奏でることで、映画を“ライブ感覚”で楽しむことができる。今回のシネマ・コンサートは、「ニュー・シネマ・パラダイス」のイタリア公開(1988年)30周年を記念して開催されるものだ。
アカデミー外国語映画賞やカンヌ映画祭審査員特別グランプリなど、各国で賞賛を浴びた本作は、シチリアの小さな村の映画館を舞台に、映画に魅せられたサルバトーレの少年から中年に至るまでの人生を描いた。音楽を担当しているのは、映画音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネ。メインテーマ「Cinema Paradiso」は公開後、世界中のテレビCMの音楽として使われるだけでなく、多くのミュージシャンにカバーされた。
コンサートの演奏は国内屈指の名門「東京フィルハーモニー交響楽団」が務め、昨年末に開催された「ラブ・アクチュアリー in コンサート」でタクトを振ったティアゴ・ティべリオ氏が指揮を担当する。
「ニュー・シネマ・パラダイス」シネマ・コンサートは、9月15、16日に東京・有楽町の東京国際フォーラム、9月17日に大阪・オリックス劇場で上演。チケット情報は、公式HP(http://www.promax.co.jp/ncp/)で確認できる。
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