ドラマ「下町ロケット」続編、吉川晃司も続投!財前道生部長に再び生命注ぐ
2018年8月18日 10:00
[映画.com ニュース] 2015年に制作され好評を博したTBSドラマ「下町ロケット」の続編に、吉川晃司が出演していることがわかった。主人公・佃航平(阿部寛)の盟友である、帝国重工宇宙航空開発部の部長・財前道生役で続投。大企業のなかで自身の生き方を貫く役どころに、再び生命を注ぎ込む。
池井戸潤氏による小説「下町ロケット」シリーズを再びドラマ化。今回はシリーズ第3弾「下町ロケット ゴースト」を題材にし、度重なる困難を切り抜けてきた町工場「佃製作所」が、またしても予期せぬトラブルにより窮地に陥っていく。バルブシステムの納入先である帝国重工の業績悪化、主要取引先からの非情な通告など、次々に起こる絶体絶命のピンチを切り抜けるため、社長・佃が意外な決断を下す。
前作でTBSドラマ初出演を果たし、圧倒的な存在感を放った吉川。演じる財前は、純国産ロケット開発計画を実現させた後、今回は一転して窮地に立たされ、さまざまな壁にぶち当たっていくという設定だ。吉川は「財前部長は、常に真っ直ぐにして華やかなキャラクターですから、『蘭心竹生』(華やかな心を持ち、真っ直ぐに生きるという意味)を旨に、いっそうしなやかであれ、と」とコメントを寄せている。
プロデューサーの伊與田英徳氏は、「『下町ロケット』シリーズは、吉川さん演じる財前なしには始まりません」と語る。そのうえで「圧倒的な存在感と冷静ななかにも情熱溢れる財前に、私もこんな上司がいたらいいなと憧れるほどでした」といい、「今作でも、シリーズ開始早々からさまざまな壁に阻まれ、窮地に立たされる財前ですが、吉川さんにどのように演じていただけるのか、とても楽しみです」と大きな期待を寄せている。
ドラマ「下町ロケット」は、ほか土屋太鳳、竹内涼真、立川談春、安田顕らが共演。10月期から毎週日曜午後9時にTBS系で放送される。