劇場版「夏目友人帳」サントラ発売決定 井上和彦&堀江一眞のWEBラジオも限定復活
2018年8月12日 23:45
[映画.com ニュース] 「劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ」のオリジナルサウンドトラック「音楽集 空とりどり」が、映画公開と同日の9月26日に発売されることが決定した。音楽は、テレビアニメ版「夏目友人帳」から引き続き、作曲家でピアニストの吉森信が担当している。価格は3240円(税込み)。
また、劇場版の第4弾特典付き全国共通特別鑑賞券が発売されることもわかった。ブックマークとしても使えるトリプルニャンコ先生デザインの前売券2枚に、特製カード型台紙とイラストカード2枚が付属。アニプレックスプラスでは8月19日まで受注販売を行っており、9月15、16日に開催される「京都国際マンガ・アニメフェア2018」のANIPLEX+ブースでも販売される。価格は3500円(税込み)で、通販限定特典として劇場版B2ポスターが先着配布される。
さらに、ニャンコ先生役の井上和彦と、夏目の同級生である田沼要役の堀江一眞がパーソナリティーを務めるWEBラジオ「劇場版 夏目友人帳 うつせみの章」が全4回限定で復活することも決定。7~10月の毎月24日に配信され、7月24日配信の第1回には、夏目役の神谷浩史がゲストに招かれた。8月24日に配信される第2回には、怪異現象の解決を専門とする“祓い屋”の名取周一役を演じる石田彰が出演する。
「夏目友人帳」は、緑川ゆき氏による人気漫画(白泉社刊)が原作で、妖怪を見ることができる高校生・夏目貴志が、祖母レイコが遺した“友人帳”に記された名前を、妖怪たちに返していく物語。劇場版では、夏目が祖母レイコのことを知る津村容莉枝と、その息子の椋雄と出会ったことから巻き起こる出来事を描く。
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2012年に逝去した若松孝二監督が代表を務めていた若松プロダクションが、若松監督の死から6年ぶりに再始動して製作した一作。1969年を時代背景に、何者かになることを夢みて若松プロダクションの門を叩いた少女・吉積めぐみの目を通し、若松孝二ら映画人たちが駆け抜けた時代や彼らの生き様を描いた。門脇むぎが主人公となる助監督の吉積めぐみを演じ、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」など若松監督作に出演してきた井浦新が、若き日の若松孝二役を務めた。そのほか、山本浩司が演じる足立正生、岡部尚が演じる沖島勲など、若松プロのメンバーである実在の映画人たちが多数登場する。監督は若松プロ出身で、「孤狼の血」「サニー 32」など話題作を送り出している白石和彌。
若松孝二監督が代表を務めた若松プロダクションの黎明期を描いた映画「止められるか、俺たちを」の続編で、若松監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に描いた青春群像劇。 熱くなることがカッコ悪いと思われるようになった1980年代。ビデオの普及によって人々の映画館離れが進む中、若松孝二はそんな時代に逆行するように名古屋にミニシアター「シネマスコーレ」を立ち上げる。支配人に抜てきされたのは、結婚を機に東京の文芸坐を辞めて地元名古屋でビデオカメラのセールスマンをしていた木全純治で、木全は若松に振り回されながらも持ち前の明るさで経済的危機を乗り越えていく。そんなシネマスコーレには、金本法子、井上淳一ら映画に人生をジャックされた若者たちが吸い寄せられてくる。 前作に続いて井浦新が若松孝二を演じ、木全役を東出昌大、金本役を芋生悠、井上役を杉田雷麟が務める。前作で脚本を担当した井上淳一が監督・脚本を手がけ、自身の経験をもとに撮りあげた。
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