ナタリー・ポートマンが監督&主演か 双子の人生相談コラムニストを描く伝記映画
2018年8月8日 13:30
[映画.com ニュース] 長年にわたり活躍した双子の人生相談コラムニスト、エスター&ポーリーン・フリードマンを描く伝記映画が製作されることがわかった。英Listによれば、ナタリー・ポートマンが監督、主演として交渉中だという。契約がまとまれば、ポートマンはエスターとポーリーンの両方を演じるようだ。
1918年に米アイオワ州で生まれた一卵性双生児エスターとポーリーンは、幼い頃から仲が良く、モーニングサイド大学の新聞部でともに働き、お互いの21歳の誕生日に合同で結婚式を挙げた。55年にエスターがアン・ランダーズのペンネームでシカゴ・サンタイムズ紙の人生相談コラムニストとして活躍し始めると、56年にポーリーンはアビゲイル・バン・ブレンのペンネームで「ディア・アビー」というアドバイスコラムをスタート。お互いに全米屈指の人気コラムニストとなり、どちらが読者の支持を集めるか火花を散らすライバル関係となった。エスターは2002年に83歳で亡くなり、ポーリーンが13年に94歳で死去している。
映画のタイトルは未定で、脚本はドラマ「アフェア 情事の行方」のケイティ・ロビンスが執筆。ちなみに、ポートマンは、2015年の主演映画「A Tale of Love and Darkness(原題)」で長編監督デビューを飾っている。