「デッドプール2」の注目女優ザジー・ビーツ、ナタリー・ポートマンの宇宙飛行士映画に出演か

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［映画.com ニュース］　ドラマ「アトランタ」でブレイクし、話題作「デッドプール2（仮題）」にも出演している注目の女優ザジー・ビーツが、ナタリー・ポートマン主演の新作「Pale Blue Dot（原題）」に出演交渉中であることがわかった。

本作は、宇宙での一大ミッションを終えた女性飛行士（ポートマン）が、無事帰還して夫と子どもが待つ家庭に戻るが、幸せであるはずの日常生活に馴染むことが出来ず、同僚の宇宙飛行士と不倫関係になるという物語。ヒロインの不倫相手で、さらに別の飛行士訓練生とも不倫する男をジョン・ハムが演じる。米ハリウッド・レポーターによれば、ビーツは飛行士訓練生を演じるようだ。

本作は、2007年に実際にあった、女性宇宙飛行士の三角関係による誘拐未遂事件にヒントを得た作品で、この事件では、スペースシャトル・ディスカバリー号の宇宙飛行士リサ・ノワックが、同僚の宇宙飛行士ウィリアム・オーフェリンさんと空軍大尉コリーン・シップマンさんの不倫を疑い、シップマンさんを誘拐しようとして逮捕された。

米フォックス・サーチライト製作「Pale Blue Dot」は、ドラマ「FARGO」「レギオン」のクリエイター、ノア・ホーリーが長編初メガホンをとる。また、当初主演予定だったがスケジュールの都合により降板したリース・ウィザースプーンが、プロデュースを手がける。

ビーツは本作のほかに、女優ジーン・セバーグを描く新作ポリティカルスリラー「Against All Enemies（原題）」（クリステン・スチュワート主演）にも出演交渉中だ。ビーツが出演している「デッドプール2」（ライアン・レイノルズ主演）は5月18日から全米公開。