「ミッション:インポッシブル」最新作、製作費はシリーズ最高額に
2018年7月27日 16:00

[映画.com ニュース] 世界的な人気シリーズの第6弾となる「ミッション:インポッシブル フォールアウト」(クリストファー・マッカリー監督)に、シリーズ史上最高の製作費が投じられていることが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じている。
マッカリー監督がメガホンをとった前作「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」(2015)の製作費は1億7000万ドルだったが、今回は1億8000万ドル近くになったという。その主な原因は、主演のトム・クルーズが撮影中に足首を骨折する大ケガを負ったためで、実際には2億5000万ドル前後までコストが膨らんだものの、保険の適用により約1億8000万ドルになったという。
主演俳優が撮影中に負傷した場合、長期にわたり中断されるのが常で、最近では「Rythm Section(原題)」の撮影で主演女優ブレイク・ライブリーが負傷し、5カ月間にわたり中断している。クルーズの場合は、18年7月27日の全米公開予定を遵守するためリハビリに励み、約8週間で撮影再開。マッカリー監督はその間に編集作業を進めることができたため、その後、効率良く映画を完成させることができた。
クルーズの負傷により発生した最大のコストは、8週間の休止期間中に支払われたキャストとクルーへのギャラだという。この支払いがなければ、彼らが別の仕事を引き受けてしまうリスクもあったようだ。
同作の製作・配給を手がけるパラマウント・ピクチャーズにとっては、製作費がアップした分だけ回収のリスクが伴うが、「ミッション:インポッシブル フォールアウト」に対する評価はシリーズ史上最高(米批評サイト・ロッテントマトで96%)で、前作の興行収入が1億3600万ドルを上げた中国市場では更なるヒットが期待されている。
「ミッション:インポッシブル フォールアウト」は、8月3日から全国で公開。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの面白そうな物語は…!
【ヤバすぎる世界へ、ようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”…予告だけで今すぐ観たい!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ