トム・クルーズ生涯現役宣言!「ミッション:インポッシブル」一行が来日会見
2018年7月18日 14:22
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[映画.com ニュース]ハリウッドスターのトム・クルーズが人気主演シリーズの最新作「ミッション:インポッシブル フォールアウト」を引っさげ日本上陸。ともに来日した共演のサイモン・ペッグ、ヘンリー・カビル、メガホンをとったクリストファー・マッカリー監督と7月18日、東京・六本木で記者会見を行った。
敏腕スパイのイーサン・ハントの活躍を描くアクションシリーズの第6弾。本作でイーサン・ハント率いるIMFのチームが挑むミッションは、3つの都市を標的とした同時核爆発の阻止。72時間というタイムリミットの中、CIAの敏腕エージェント、ウォーカーとの対決を余儀なくされたイーサンは絶体絶命の窮地に追い込まれる。
23度目の来日となったクルーズは、「日本に戻ってこられてうれしい。家に帰ってきた気分だよ」と、集まったおよそ400人の報道陣にトムスマイルを振りまく。毎回スケールアップしていく生身の超絶スタントがシリーズの目玉になっているが、本作の撮影中にビルの屋上から屋上へと飛び移るシーンで足首を骨折。その時のことを、「とっても痛かった」と告白。全治9か月と医者に診断されるも、6週間で現場に復帰、負傷から7週間後には全力疾走していたと鉄人ぶりを明かした。
前作「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」に続いてのタッグとなったマッカリー監督は、「その時点で撮影は半分終えていたけど、脚本は完成していなかったから時間ができてよかった」と、“ケガの功名”だったことを明かしつつ、「全力疾走のシーンで走る場面は最後だったから、すごくうれしそうだったよね」と暴露。クルーズは全力疾走した後、2日ほど歩けなくなり、電動カートで移動していたそうで、ウォーカー役でシリーズ初参戦したカビルが「はたから見ていて、なまけてるのかと思った」と軽口を叩けば、ガジェット担当のベンジー役でおなじみになったペッグが「僕は撮影28日目に紙で指を切ったよ」と茶化すなど、抜群のチームワークでひとしきり盛り上がった。
その後も、ニュージーランドの渓谷で撮影したヘリコプターでのアクロバット飛行やチェイスシーン、アブダビで106回も挑んだという、「ヘイロージャンプ」と呼ばれる成層圏ギリギリからのスカイダイビングの撮影方法をクルーズは事細かに説明。マッカリー監督は「テスト試写で観客にアクションが多すぎるなんて言われてしまった。だから泣く泣く、少しだけカットしたんだ。ごめんよトム」と、アクションに次ぐアクションを約束した。
シリーズ1作目から20年以上たったいまも果敢に激しいアクションに挑む理由を尋ねられたクルーズは、「キャリアを通してずっと自分自身にチャレンジしてきました。観客の皆さんに僕の持てるすべてを見せたいんです。僕は全人生を映画づくりに捧げています。世界を旅して、いろいろな国で映画をつくり、すばらしい人々に出会えるからです」と真摯に語り始める。「『ミッション:インポッシブル』シリーズでもそれは変わらず、どれだけ限界を押し上げられるか考えています。アクションよりも、キャラクターに興味があり、どうしたら観客がキャラクターに共感できるのかを考えています。映画を見てもらうのではなく、体験してもらいたいのです。僕らが持てるすべてのスキルと、すばらしい俳優たちの才能を全部注ぎこんだ作品を、皆さんに楽しんでもらいたい」と熱弁。そして「これからの人生も、今までと同じよう映画を続けていきます。ほかの方法を知らないからね」と生涯現役を宣言し、「9本の映画を一緒につくりました。あと19本はつくりたいね」とマッカリー監督との共闘を熱望した。
「ミッション:インポッシブル フォールアウト」は8月3日全国公開。
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