チャイルディッシュ・ガンビーノ「This Is America」の監督ヒロ・ムライが長編初メガホン
2018年6月24日 10:00
[映画.com ニュース] ドナルド・グローバー主演のドラマ「アトランタ」や、チャイルディッシュ・ガンビーノ(グローバー)のMV「This Is America」で注目を集める日本人監督ヒロ・ムライが、米20世紀フォックスと新作映画「Man Alive(原題)」の監督交渉を進めていることがわかった。契約が決まれば、ムライ監督にとって初めての長編作品となる。
米Deadlineによれば、本作はエイリアンから攻撃を受けた地球で、たったひとり、サバイバルを繰り広げてきた男が、実はほかにも生存者がいることを察知するというSFスリラー。ジョー・グリーンバーグが執筆した脚本をフォックスが獲得し、その後「イット・フォローズ」監督・脚本家のデビッド・ロバート・ミッチェルがリライトしている。
ムライ監督は、これまで多くの短編映画やMVでメガホンをとってきた。ゴールデングローブ賞を受賞したFXの大ヒットドラマ「アトランタ」では、ほとんどのエピソードで監督を務めているほか、HBOのビル・ヘダー主演のコメディドラマ「Barry(原題)」や、Amazonのゾンビコメディドラマ「Sea Oak(原題)」パイロット版でも監督を手がけている。