W・ハレルソンがアメリカ大統領に!「LBJ ケネディの意志を継いだ男」10月公開
2018年6月8日 05:00
[映画.com ニュース] 米俳優ウッディ・ハレルソンが第36代アメリカ合衆国大統領のリンドン・ベインズ・ジョンソンを演じた政治ドラマ「LBJ」が、「LBJ ケネディの意志を継いだ男」の邦題で10月に公開されることが決定した。
映画は、ジョン・F・ケネディ政権でアメリカ合衆国副大統領を務め、ケネディ暗殺からわずか2時間で大統領となったジョンソンの知られざる政治的手腕と抱えていた苦悩を、公民権運動時代のなかに描き出した。ジョーイ・ハートストーンが執筆した脚本は、2014年のブラックリスト(映画化されていない優秀脚本リスト)に選出されている。「最高の人生の見つけ方」などのロブ・ライナー監督がメガホンをとった。
北東部出身のエリートで人気者のケネディ大統領と常に比べられ、南部出身の田舎者でガサツな男と揶揄されたジョンソン。副大統領を務めるも、執務は国政の蚊帳の外に置かれていた。それでも、1963年11月22日にケネディが暗殺され大統領に就任すると、ケネディの遺志を尊重し、人種差別を禁ずる1964年公民権法を支持。敵対する司法長官のロバート・F・ケネディや、師弟関係にあるジョージア州の上院議員リチャード・ラッセルと争うことになる。
ジョンソンの妻レディ・バード・ジョンソン役にジェニファー・ジェイソン・リー、ロバート役にマイケル・スタール=デビッド、ラッセル役にリチャード・ジェンキンスが扮する。
「LBJ ケネディの意志を継いだ男」は、10月6日から東京・新宿シネマカリテほか全国で公開