向井理は「とげとげしかった」!? 旧知の村川絵梨の暴露にタジタジ
2018年5月14日 16:30
向井は、そろばん勘定が得意で武家や商屋に出向き家計を立て直すという、現代でいえば経営コンサルタント的な異色の役どころで、「派遣社員みたいなもの」と自ちょう気味。それでも、「地上波で時代劇の連続ドラマがない中で演じさせていただき、プレッシャーはありますが硬くなりすぎずに楽しんで撮影しています」と手応えありの様子だ。
一方で「風の剣」と呼ばれる剣術の達人でもあり、“派遣先”で起こる問題を解決していく。「台本にある“風のような”という部分をどう表現しようかと思い、回転しながら受けたり高い跳躍を入れるなどアイデアを出して、今までにない立ち回りをやろうとしています」と新境地に自信のほどをうかがわせた。
向井の相棒となる同心役の原田は、「お父さんが原作を読んでいて、出演すると言ったら今までで一番褒めてくれた。親孝行ができた、気合の入った仕事です」と満面の笑み。向井とは俳優として共演するのは初めてで、「向井くんがこの世界に入る前、飲食店で仕事をしていた時に僕が客で行って会計をしてもらった。あの時、態度が大きくなくて良かったと今思っています」と秘話を明かした。
ドラマは3話で1部の3部構成(全9話)で、村川は第1部のヒロインを務める。向井は、「兄妹の役をやったり、何年かに1回ご一緒しているので身近な存在。お互いお酒が好きなので、撮影が終わった後に飲みにも行くし、無理やり空気をつくらなくてもいい信頼感があります」と称えた。
だが、村川は「昔はクールで話しづらいイメージがあったけれど、丸くなったというか家族を持ってお子さんも生まれてとげとげしいものが取れた感じ。上から目線ですいませんけれど、良かったと思います」と真逆の印象。原田も、「とげとげしかったんだって」とちゃかすなど悪ノリし、向井は苦笑することしきりだ。
それでも気を取り直し、「各部ごとに起承転結があり、日本人が大好きな勧善懲悪もの。エンタテインメント性も強いので、ライトな感覚で見てほしい」とPRに努めていた。
「そろばん侍 風の市兵衛」は5月19日スタートで、毎週土曜午後6時5分から放送される。