寺島しのぶVS南果歩&忽那汐里!「オー・ルーシー!」バトルシーン集独占入手
2018年5月5日 16:00
[映画.com ニュース] 寺島しのぶが主演する日米合作映画「オー・ルーシー!」の本編映像を、映画.comが独占入手した。劇中で描かれるバトルシーンをとらえており、寺島が、共演の南果歩、忽那汐里と激しい取っ組み合いを披露している。
桃井かおり主演の同名短編映画をベースに、同作を手がけた新鋭・平柳敦子監督が新たな物語を書き加えて長編映画化。何事にも満たされない日々を過ごす43歳の独身OL・節子(寺島)がふと立ち寄った英会話教室のアメリカ人講師・ジョン(ジョシュ・ハートネット)に恋をし、東京とLAで大騒動を巻き起こす様を描いている。日本人監督作品としては10年ぶりにカンヌ国際映画祭批評家週間(第70回)で上映され、第33回インディペンデント・スピリット・アワードでは新人作品賞&主演女優賞にノミネートされた。
公開された本編映像は“節子VS身内”の3番勝負を活写。最初は姉・綾子(南)との一戦で、舞台はアメリカにあるジョンのアパートだ。ジョンの家賃未納問題をきっかけに、姉妹は火花を散らす。第2戦も同じく節子VS綾子。夜遊びをして忍び足で宿泊先のモーテルへ帰って来た節子に対して、綾子が「どこに行ってたのよ」「本当に自分勝手なんだから」とキツめの言葉を投げかけたことで、バトルスタート。寺島は同シーンについて「このシーンのカットが掛かった後、海外のカメラマンさんがグッドポーズをしてくれて…言葉は分からなくても演技を通して通じ合えた感じがしてとても嬉しかった」と振り返っている。
最終戦は、綾子の娘・美花(忽那)との戦い。ジョンと交際している美花は、自分を可愛がってくれる節子に懐いていた。だが、2人の仲を引き裂いたのは、恋のいざこざ。「何で私が叔母ちゃんに嫉妬するのよね」という美花の“ジャブ”をくらった節子は、唐突に笑い出し「信じられる? 私がもしジョンと寝たつったら」と強烈な“ストレート”を放つ。やがて2人は波の音だけしか聴こえない静かな砂浜で、声を張り上げて大ゲンカを繰り広げる。
「オー・ルーシー!」は公開中。