ディカプリオ主演「ザ・ビーチ」の聖地、自然保護のため入場規制へ
2018年4月18日 20:00

[映画.com ニュース]レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」(2000)の撮影地として有名なタイ南部のリゾート地、ピピ・レイ島のマヤビーチが、環境破壊を危惧する政府当局により一時閉鎖されることになった。
美しい楽園を舞台に、現代の若者が抱える倦怠と狂気を描いたアレックス・ガーランドの同名ベストセラー小説を、「トレインスポッティング」のダニー・ボイル監督が映画化した同作の公開後、ディカプリオのファンを中心とする観光客が急増。1日あたり平均で約4000人の観光客が殺到する事態となっていた。
タイ天然資源環境省は、連日詰めかける観光客と湾内を行き交う多数のボートによって、サンゴ礁の破壊や砂浜の劣化などの環境破壊が著しく進んだため、6月からの4カ月間、ビーチへの立ち入りを禁止すると同時に、再開後も観光客を1日2000人までに制限することで、環境保全と生態系の回復に努めるとしている。

「ザ・ビーチ」
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