「スタトレ4」、タランティーノ版以外に2バージョンの脚本が進行中
2018年4月10日 11:10

[映画.com ニュース]鬼才クエンティン・タランティーノが自らのアイデアとともに監督に名乗りを上げたことで話題を集めている、米パラマウント・ピクチャーズのリブート版「スター・トレック」シリーズ第4弾。J・J・エイブラムス製作総指揮のもと着々と準備が進められるなか、現在、3つの脚本家チームがそれぞれ異なるバージョンの脚本を執筆中であることがわかった。
当初、シリーズ前作「スター・トレック BEYOND」の第1稿を手がけた脚本家コンビ、ジョン・D・ペインとパトリック・マッケイが続投するはずだったのが、昨年12月、タランティーノ監督がエイブラムスに新作のアイデアを提案したことで企画は急展開。新たに起用された「レヴェナント 蘇えりし者」のマーク・L・スミスが、タランティーノのアイデアをもとに脚本を執筆すると報じられていた。ところが、スポック役のザッカリー・クイントいわく、現在なんと3つの脚本が同時進行中だという。
「タランティーノが参加する以前の段階で、すでにほぼ書き上がっている脚本があったから、少なくとも2つのバージョンが存在するのは確かだ。でも、前作の脚本に携わったサイモン・ペッグとダグ・ユングも独自に脚本を書き進めていると言っていたから、つまりは3バージョンあるってことになるね。タランティーノに関しては、もう次回作の準備に入ってしまっているし、実際のところどうなるかはわからないけど、彼がメガホンをとる『スター・トレック』映画なんて考えただけでワクワクするし、実現することを祈っているよ」と、クイントは米エンタテインメント・トゥナイトに明かす。
米Colliderによれば、3バージョンのうち1つは、クリス・パイン演じるカーク船長が時をさかのぼり、亡き父親と再会するタイムスリップもので、シリーズ1作目でカークの父親役を演じたクリス・ヘムズワースが復帰する可能性もあるとのこと。3つのうち最終的にどのバージョンが採用されることになるのか、そしてタランティーノ版「スター・トレック」が果たして本当に実現するのか、シリーズ4作目の行く末に期待が高まる。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ
かっこよすぎるでしょ…
ビジュアルもアクションも友情も絆も主題歌も、すべてクリティカルヒットしました
提供:ワーナー・ブラザース映画
ワーナー・ブラザース映画ファンフェスティバル
【珠玉の傑作13本を映画館で一挙上映!】「ハリポタ」「マトリックス」「るろ剣」etc…(提供:ワーナー・ブラザース映画)