40年間“秘密”にされてきた実在の娼館描く「軍中楽園」5月公開!
2018年4月6日 12:00

[映画.com ニュース] 「モンガに散る」のニウ・チェンザー監督が実在の娼館描く「軍中楽園」が、5月26日に公開されることが決定。あわせて、娼館で出合った男女の妖艶な姿を切り取ったポスター画像が公開された。
チェンザー監督が脚本・製作総指揮を兼ねた今作は、戦後の台湾で40年にわたり公然の秘密であった実在の娼館を舞台に、不条理な運命に翻弄されながらも幸せを望んだ男女の姿を描く。当時の街並み、軍が運営した娼館の様子など時代背景を綿密にリサーチし、大規模セットで再現して撮影された。第65回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に出品、第19回釜山国際映画祭オープニング作品に選出されるなど世界的に評価を受けている。台湾の巨匠ホウ・シャオシェンが完成を望んで編集に協力している。
中国と台湾が対立していた1969年、攻防の最前線にある娼館「軍中楽園」で働くことになった台湾の青年兵ルオ・バオタイは、どこか影のある女ニーニーと出会い、2人は奇妙な友情を育んでいく。そんなある日、バオタイのもとに純潔を誓った婚約者から別れの手紙が届く。バオタイは悲しみを受け止めてくれたニーニーにひかれていくが、ニーニーは許されぬ罪を背負っていた。
バオタイ役に、「モンガに散る」で主人公のひとりを演じたイーサン・ルアンが扮し、レジーナ・ワン、チェン・ジェンビン、チェン・イーハンらと共演する。
「軍中楽園」は、5月26日から東京・渋谷のユーロスペース、大阪・シネマート心斎橋ほか全国で順次公開。
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