結成20年の「森三中」仲良しの秘けつは「短所を笑ってあげる」
2018年3月24日 13:00
[映画.com ニュース]「映画 きかんしゃトーマス とびだせ!友情の大冒険」の完成披露試写会が3月24日、東京・港区のT・ジョイPRINCE品川で行われ、日本語版声優を務めたお笑いトリオ「森三中」の黒沢かずこ、村上知子、大島美幸が舞台挨拶に出席した。
イギリス生まれの人気キャラクター「きかんしゃトーマス」が活躍する劇場版アニメ。ソドー島からメインランドへの冒険に出たトーマスは、偶然見つけた製鋼所でフランキーとハリケーンという2台の機関車と出会う。最初は親切に接してきた2台だったが、次第に態度を豹変させ、トーマスを製鋼所で働かせ続ける。一方、戻ってこない親友を心配し、今度はジェームスがメインランドに向かって旅立つが、道中でトラブルに巻き込まれてしまう。
森三中の3人は、製鋼所を脱出したトーマスとともに危機に立ち向かう実験用機関車レキシー&セオ(黒沢&村上)と、悪役のフランキー役(大島)を担当。黒沢は「大島さんの息子がトーマス大好きで。大島さんの息子が(声優を務めたことで自身を)尊敬してくれるんじゃないかと、嬉しかったです」とほほ笑み、大島も「息子と一緒に見ていくうちに、息子よりも私がキャラグッズをほしい、と大好きになって。トーマスと映画のなかでお話させていただき、感動しました」と大喜びだ。村上は「うちの子もトーマスが大好き。まさかキャラのひとりの声をやらせてもらえるとは。ありがたいお仕事で、親子の絆が深まります」と感謝を述べていた。
また、今年で結成20年を迎えた森三中。トリオ仲が良いことでも知られているが、「仲良しの秘けつは?」と問われると、黒沢は「お互いを助け合うこと。自分1人じゃ何も出来ないですから、お互いを思いやることが大事」と明かす。そして大島が「長所を見つけ、良いところを見ることが大切」と語ると、村上は「短所が長所になったりするじゃないですか。だから短所を怒るのではなく、笑ってあげる」と言葉を重ね、黒沢も「短所も個性ですからね」と大きく頷いていた。
「映画 きかんしゃトーマス とびだせ!友情の大冒険」は、4月7日から公開。