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柄本佑「僕は内面が女子」 「素敵なダイナマイトスキャンダル」は冨永監督に「安心して抱かれた」

2018年3月15日 13:00

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柄本佑(右)と冨永昌敬監督
柄本佑(右)と冨永昌敬監督

[映画.com ニュース]編集者・作家の末井昭氏のエッセイを映画化した「素敵なダイナマイトスキャンダル」の記者会見が3月14日、東京・日本外国特派員協会である、主演の柄本佑冨永昌敬監督が出席した。

幼少期に実母が隣家の息子と不倫の末にダイナマイト心中するという衝撃の体験をした末井(柄本)は、高校卒業後に上京し、キャバレーの看板描きを経てエロ雑誌業界に入る。伝説のエロ雑誌の編集長となり、写真家・荒木経惟らとのタッグで80年代を席巻していくさまを描く。

末井氏のエッセイなどに書かれた事実をどの程度脚色したかと問われた冨永監督は「末井さんは5本自伝的エッセイを書かれていて、本に書いていないことも伺った。僕は、脚色しているつもりはないですが、末井さんの周りには末井さんと同じように面白い人がたくさんいるので、5人いる人物を2人にハイブリッドにまとめたりした。主人公を追いかけつつ、その周りにいる100人くらいの人々を20人位した。それを脚色だとは思っていませんが、面白くなっていると思う」と自信を見せた。

役作りについての質問を受けた柄本は「台本を読むより前に、末井さんが女装している姿の表紙の文庫本を手にして、自分に似ていると思いました。監督からは佑くんのままでいいからって言われたのでやらせていただいた。末井さんとお会いして雑談をしたり、末井さんが現場にいらっしゃっった時はその姿を見るようにしていました。そうやって自然に研究したような形なった」と振り返る。

末井氏になりきった柄本の演技がチャーミングだったとほめられると、「うれしいですが、意識してやっているものではありません。監督の演出によって引き出していただいた部分がものすごくある。僕は内面が女子で、監督は非常に男性的。現場で迷いがないので、安心して抱かれていればいいなと思った。現場はノーストレスで非常に楽しかったので、そういうものが映っているのでは」と述懐した。

素敵なダイナマイトスキャンダル」は、3月17日から東京・テアトル新宿、池袋シネマ・ロサほか全国公開。

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