岡本太郎「太陽の塔」のドキュメンタリーが9月公開
2018年3月13日 17:00

[映画.com ニュース]1970年に開催された大阪万博会場に、芸術家の岡本太郎が制作し、今もなお大阪のシンボルとして知られる建造物のドキュメンタリー「太陽の塔」が、9月公開することがわかった。
当時の日本は高度経済成長に沸き、「人類の進歩と調和」というテーマで開かれた万博で、ひときわ異彩を放っていた太陽の塔。テーマ展示プロデューサーであった岡本太郎は何を想い、何と闘い、なぜ太陽の塔を作ったのか。当時、岡本の周辺で太陽の塔の事業に関わっていた人々の貴重な証言と、美術研究家など様々な分野の専門家のインタビューや、太陽の塔のルーツ、そして同時期に制作された“明日の神話”のテーマを探る取材を通して、太陽の塔からのメッセージを浮き彫りにしていく。
大手企業のCMを手がけ、カンヌ国際広告祭など国際的な受賞歴もある映像ディレクター・関根光才が監督を務める。なお、展覧会「太陽の塔」が、大阪市・あべのハルカス美術館で9月15日から開催することも決定した。
「太陽の塔」は、9月新宿シネマカリテ、シネ・リーブル梅田ほか全国公開。
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