売れない芸人役続いた大野拓朗、一発ギャグ披露に称賛集まるも「全身がかゆい」

2018年3月12日 14:35

三原慧悟監督は台湾で大人気だったとか
三原慧悟監督は台湾で大人気だったとか

[映画.com ニュース] 台湾が舞台の青春ロードムービー「台湾より愛をこめて」の完成報告会見が3月12日、東京・虎ノ門の台湾文化センターで行われ、主演の大野拓朗をはじめ共演の落合モトキ岡本夏美、メガホンをとった三原慧悟監督が出席した。

漫才師として成功することを夢見ていた雄介(大野)と光一(落合)が、5年前の約束を果たすために台湾へ旅立ち、現地で出会った少女・メイ(岡本)らとともに人生を見つめ直す姿をドキュメンタリータッチで描いた。撮影は昨年7月に行われ、3日間の台湾ロケを敢行。座長としてけん引した大野は「とにかく楽しかった。おっちー(落合)とずっと一緒にいたから、親友と2人で台湾旅行に来た、みたいな。また行きたい、良い思い出です」とほほ笑んだ。

役どころを聞かれた大野は、「芸人役でしたが、撮影はNHK『わろてんか』でも売れない芸人をやっていた時期。ちょうどダブルで売れない芸人役だったので、よりウジウジした感じが出たかも」と説明。岡本が「本当に素敵でした! 一発ギャグをやってくださって。芸人さんより面白いのでは?」と称賛すると、大野は張り切って一発ギャグを生披露した。ハイテンションで1人じゃんけんしたのち、「う~ん仲良し!」と叫ぶもので、堂々たるパフォーマンスに拍手が起こった。落合は「素晴らしい。あとで別途ギャラあげる」と脱帽しきりで、岡本も「本当に好き」と大笑いだったが、手応えを問われた大野は「全身がかゆいです」と首を傾げていた。

また台湾でアイドルを目指すYouTuber、Sanyuanとして人気を博す異色クリエイター・三原監督は、今作が商業映画初メガホン。「映画を見ている皆さんも旅をしている感覚になって、『台湾は良いところだ』と思ってもらうことが目標だった」と語れば、大野は「撮影、大変でしたよ!」とブーイング。主な理由は三原監督の人気ぶりだったそうで、「一生懸命僕らが役に入っているのに、すぐに『キャー! Sanyuan!』。めちゃくちゃ囲まれるし。時間ないっていうのに。大スターでした」と明かしていた。

さらに2月6日に発生した台湾東部地震を受け、今作の興行収入の一部が義援金として寄付されることが発表。上映劇場には募金箱も設置され、台北駐日経済文化代表処を通じて被災地のために活用されるとあって、大野は「台湾に行って交流すると、向こうの人たちも僕らも元気になれる。この映画を見て、台湾いいなと思ってもらえる、少しでも力になればと思います」と願いを込め、落合も「3.11も、台湾の地震も忘れちゃいけないこと。忘れないことが大事です」と神妙な面持ちで述べていた。

台湾より愛をこめて」は、3月24日から東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開。

(映画.com速報)

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