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鈴木杏主演で袋井花火大会描く「明日にかける橋」メイン写真披露!公開は6月30日に

2018年3月12日 19:00

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きらびやかな静岡・袋井花火大会が舞台
きらびやかな静岡・袋井花火大会が舞台
(C)明日にかける橋」フィルムパートナーズ

[映画.com ニュース] 鈴木杏が主演し、全国的にも最大級の規模を誇る静岡県の袋井花火大会を舞台に描く映画「明日にかける橋 1989年の想い出」のメイン写真が、このほど披露された。出演の板尾創路弥尋、鈴木、田中美里が袋井花火大会をながめ、笑顔を浮かべる様子を活写。あわせて越後はる香、藤田朋子草刈麻有冨田佳輔、田崎伶弥、長澤凛、弥尋らの出演と、6月30日から東京・有楽町スバル座ほかで公開されることも発表された。

2015年に島田市で撮影された「向日葵の丘 1983年・夏」、湖西市で撮影し原発問題を扱った「朝日のあたる家」、浜松市で撮影の書道映画「青い青い空」と、静岡県内で3作を製作してきた太田隆文監督の新作。17年8月に同県袋井市、磐田市、森町でロケを行い、日本版「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を紡いだ。

田舎町で働く会社員みゆき(鈴木)は、夢がかなうという“明日橋”を渡ったことで、バブル最盛期の1989年にタイムスリップしてしまう。弟(田崎)が交通事故で死亡し、そのことで母(田中)は病気に、父(板尾)は酒浸りになり家庭崩壊した年だ。みゆきは「交通事故を防げば、家族4人は幸せな未来を迎えることができるはず」と奮起し、当時の自分や恩師たちの力を借りて弟を助けようとする。

画像2

さらに、明日橋を切り取ったポスタービジュアルもお披露目。鈴木からコメントも寄せられ、「『明日にかける橋 1989年の思い出』が完成しました。タイムスリップが必要ないほど、映画少年そのままのような太田監督。まさに縁の下の力持ちだったスタッフのみなさま。板尾創路さんはじめ、心強い共演者の方々。そしてなにより、磐田市、袋井市、森町の美しい風景と地元の方たちの言い尽くせないほどの手熱いサポート……。私は主演とは名ばかりで、まだまだお恥ずかしいところだらけですが、まさに『みんなで作った』この映画が、そしてあの夏が、みんなの想いが、多くの方に届くことを祈っています」としみじみ語っている。

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