桜田通、ずぶ濡れで低体温症寸前!? 主演映画「ラ」ビジュアル披露
2018年3月10日 12:00

[映画.com ニュース] 俳優の桜田通が、高橋朋広監督がメガホンをとった青春映画「ラ」に主演することがわかった。あわせて、過酷な撮影に挑んだ桜田の姿をとらえたメインビジュアル、劇中のバンド「LACTIC ACID」のライブを写すカットがお披露目された。
本作は、世界中の赤ん坊の産声が「ラ」の音であることから発想が生まれ、“始まり”“生まれ変わること”をテーマにした作品。恋人の家でヒモ生活を送る元バンドマン・岡浜慎平(桜田)が、ある理由で1年前に解散したバンド「LACTIC ACID」を再結成させるために動き出し、様々な出来事に見舞われるさまを描く。桜田のほか、慎平にお金を貢ぐ恋人・加瀬ゆかり役を福田麻由子、物語のキーマンである「LACTIC ACID」の元リーダー・黒須彰太役を笠松将が演じる。
公開されたメインビジュアルは、マイナス3度という気温のなか、総量15トンもの雨に打たれ、泥まみれでの芝居に挑戦した桜田の姿を活写。3時間もの間冷たい雨に身をさらし、濡れた髪がすぐさま凍りつくという過酷な環境によって、肉体は低体温症寸前だったようだが、桜田は役者魂を発揮して撮影を乗り切ってみせた。さらに、渋谷のクラブ「WOMB」でのライブシーンに臨んだ際には、当て振り無しの生演奏を観客200人の前で披露。劇中歌の作詞は桜田が手がけ、人気ロックバンド「SILENT SIREN」の音楽プロデューサー・クボナオキ氏が作曲を担当している。

「『過酷な撮影だった』と語られる作品はよく目にしますが、この『ラ』の撮影もそう表現されそうですが、本気で作品を作るためなら今回行われた撮影の過程は大変なことではなく、当たり前なんだと思えるほど現場の熱量が凄まじく、絶望に立ち向かう意味を身を持って納得させられるような作品でした」と振り返る桜田。「どんな作品として完成するのか、自分でも想像がつかないほどその日々に没頭していました」と明かすと、「音楽面では作詞をして演奏をして歌い、芝居面では感情の全てを引きずり出されるような、自分のキャパを越えなければ終わりが来ないような途方もない撮影でしたが、だからこそ今まで出会ったことのない時間や自分を経験することができました」と充実の時間になったようだ。
福田は「今までにない経験をたくさんできた刺激的な現場でした」と述懐し、自身が演じるゆかりは「私とは正反対の女性」と説明する。「撮影前のリハーサルのときには、慎平くんへの愛情のかたちを理解できなくて、ゆかりのことが嫌いでした。でも、今ではゆかりを愛しています。ゆかりを好きになっていくぶん、自分のことを嫌いになっていく、不思議な2カ月でした」としみじみ。一方、劇中でベースの演奏に初挑戦した笠松は「いま出来る限りの全てを注ぎました。些細なシーンにもこだわりを持ち、スタッフ、キャストとたくさん会話をしました。そして悩みや不安を一つずつ解決し作り上げた作品です」とコメントを寄せている。
「ラ」は、今秋以降公開。
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