「パシリム」続編でイェーガー役!カズレーザー、アフレコ失敗も「ロボットらしい」と高評価
2018年3月5日 17:00
[映画.com ニュース] お笑いコンビ「メイプル超合金」の安藤なつとカズレーザーが、人気作の続編「パシフィック・リム アップライジング」の“スペシャルサポーター”に就任。3月5日に都内で就任記念アフレコイベントが開催され、それぞれKAIJU(怪獣)の襲撃に逃げ惑う人々、KAIJUと戦う人型兵器・イェーガーの日本語吹き替えに挑戦した。
ギレルモ・デル・トロ監督が人類とKAIJUの戦いを描き、2013年に大ヒットを記録した「パシフィック・リム」の続編。日本からは前作に続き菊地凛子、さらに本作より新田真剣佑が出演し話題を呼んでいる。
カズレーザーは、「我々、芸人になれなかったら怪獣かロボットになろうと思っていたので」と抜てきの喜びをジョーク交じりに語り、会場を笑いに包む。ハリウッド進出の意欲を問われると、安藤は「岩役でもいいからやります。模写できます」と大道具そのものでの参加をアピールしたが、カズレーザーは「トム・クルーズ役がいい。本人の体調がちょっと……というときに」と影武者に名乗りを上げた。
カズレーザーは日本語吹き替え版で、KAIJUと戦う“イェーガー”と呼ばれる巨大人型兵器の声を担当したが「セリフが少なくて、タレントがやっても叩かれることも少ない役」と控えめに語る。公開アフレコでは出だしからタイミングを外し、途中で「あ、違う……」とつぶやくなどドタバタ。安藤から「下手か!」と突っ込まれていたが、なぜか、音響監督からは「ロボット感が出ていました」と高評価を受け、本人も「『あ、違う』はこのイェーガーが言ったアドリブです」と強がった。
一方の安藤は道で逃げ惑う人々の声を担当。悲鳴や絶叫、「ワッフル食べ途中だったのに……!」というアドリブまで披露したが、監督から「本気で追い詰められている感じを」とダメ出しが飛ぶ。さらに安藤には急遽、人間ではなくKAIJUの声があてがわれ、安藤は必死で怪獣の声を作り熱演するも、直後に「アメリカ本国から『怪獣には声入れちゃいけない』って指示がありまして……」というオチがつき、「ノド潰れかけてるんですけど! なんだこれ!」と怒りをあらわにしていた。
「パシフィック・リム アップライジング」は、4月13日から全国公開。