【第41回日本アカデミー賞】中条あやみ&浜辺美波&北村匠海&竹内涼真、新人俳優賞に意欲新た
2018年3月2日 22:03

[映画.com ニュース]第41回日本アカデミー賞の授賞式が3月2日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、新人俳優賞を中条あやみ、浜辺美波、北村匠海、竹内涼真が受賞。ブレイクを果たした若手俳優たちがレッドカーペットを堂々と歩き、観客に満面の笑顔を振りまいた。
「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」でチアダンス部主将の葛藤をみずみずしく表現した中条は、「素敵な賞を頂いて嬉しく思います」とはにかんだ表情をのぞかせる。「この賞は『チア☆ダン』の皆で取ったと思っています。皆でアツい気持ちと汗と涙で作り上げた作品。携われたことは一生の宝物で、幸せな時間でした。この気持ちをずっと忘れないで、頑張っていきたいです」と充実感をにじませた。
興行収入35億円突破の大ヒットを記録した「君の膵臓をたべたい」に主演した浜辺は、迫る死と向き合うヒロインを熱演。神妙な面持ちで「この作品で演じる楽しさを知り、この仕事が生きがいだと感じました。仕事を続けていき、この作品の俳優さん、スタッフさんとまたご一緒したいと心から思いました。とにかく周りの人についていく日々だったなので、(賞を)いただけたことが信じられません」と明かした。
同じく主演の北村は、他人と交わらず感情を表に出さない“僕”のわずかな機微を自然体で演じきった。「小学校3年生のころに芸能界に入り、お芝居を始め、親から『小さい役かもしれないけど、それは10年後、20年後につながる』と言われ続けてきました」と振り返り、「12年が経ち、ここに立たせていただいているのが夢のようです」と喜びを露わにしていた。
そして2017年はドラマ、CMなど引っ張りだこだった竹内は、「帝一の國」での好演が評価。権謀術数の生徒会選挙を清廉潔白に突き進む役どころに扮し、ドラマでは「ひよっこ」「過保護のカホコ」などで一躍お茶の間の人気者となった。「この光景が気持ちいい。素晴らしい方々が僕を見ているので」と破顔し、「新人賞をいただけて嬉しいですし、僕もかっこいいトロフィーをいつか頂きたいと思いました」と声を弾ませる。「陸王」で共演した役所は、「竹内くんは新人のくせにお芝居上手だし、本当に困る(笑)。新人賞の皆さん、これから日本映画を背負っていってください」とジョーク交じりに祝福していた。
また受賞した4人は、それぞれプレゼンターの佐藤浩市とがっちり握手。佐藤は「本年度の優秀主演女優賞の5人は、皆さん新人賞を受けていらっしゃるんです。明日の映画界を背負うつもりで、皆さん頑張って研鑽してください」と激励の言葉を贈っていた。
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