サバンナ高橋「映画ドラえもん」史上初の2年連続声優!敵の海賊役に挑戦
2018年1月31日 18:00
[映画.com ニュース] 「映画ドラえもん のび太の宝島」を題材としたリアル脱出ゲーム「のび太の宝島からの脱出」の記者発表会が1月31日、都内で開催され、お笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄が映画のゲスト声優を務めることが発表された。高橋は前作「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」にも参加しており、2年連続のゲスト声優はシリーズ史上初。イベントに登場した高橋は、「ありがとうございます!」とガッツポーズを決めて、喜びを爆発させた。
劇場版第38作となる今作は、大海原を舞台に、王道の冒険物語が展開される。今作で高橋が声を務めるのは、のび太らを襲う海賊団の一員・トマト。「僕の見た目からすると弱い感じがすると思いますが、トマトはおっきくて、僕の見た目とはぜんぜん違うキャラクター。海賊なんですけど、愛嬌があって憎めないキャラ」と役どころを説明。2年連続出演という快挙を達成した点については「まじで嬉しい」と興奮の面持ちで語り、「ドラえもん関係者の皆さんには足を向けて寝れない。(会場には)関係者の方が多いので、立って寝なあかん」と“よいしょ”も忘れなかった。
イベント終了後、取材に応じた高橋は「去年はヤミテムという役やったんです。台本を読んでみたら『のび太たち許さないぞ、待て!(古代語で)』と書いてあって。古代語ってどんなやろうと思って監督に聞いたら『グゲゲゲ』みたいな。人にあらず(笑)。去年は一度も人の言語をしゃべってなかったんです。今年初めて人の言葉をしゃべらせていただきました」と明かした。
出演の喜びが抑えきれない様子だが、昨年に続き、のび太らを追い詰める適役を演じることに対して「いずれはドラえもん側にいきたい?」という質問があがると、「いけるもんならいきたいです」ときっぱり。「去年、こんなに好きなドラえもんたちを苦しめていいのかという葛藤がありました。できたら、いずれは味方をやってみたい」と猛アピールした。
今作を題材にしたリアル脱出ゲーム「のび太の宝島からの脱出」は、プレイヤーがのび太、しずか、ジャイアン、スネ夫に成り切り、ドラえもんの秘密道具を使って、ドラえもん救出を目指すという設定。いち早く体験した高橋は、脱出に失敗したことを報告し、ステージに現れたドラえもんに「ごめ~ん!」と平謝りだった。リアル脱出ゲーム「のび太の宝島からの脱出」は全国各地で開催。東京は、原宿ヒミツキチオブスクラップを会場に2月2日~5月6日に開催される。
「映画ドラえもん のび太の宝島」は、3月3日から全国公開。
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