デビュー50周年・水木一郎「今日が生涯で一番嬉しい」 劇場版「マジンガーZ」封切りで熱唱
2018年1月13日 13:10

[映画.com ニュース] 画業50周年を迎えた永井豪氏による「マジンガーZ」シリーズをアニメ映画化した「劇場版 マジンガーZ INFINITY」が1月13日、全国152館で公開初日を迎え、原作の永井氏をはじめ声優を務めた森久保祥太郎、茅野愛衣、上坂すみれ、花江夏樹、宮迫博之(雨上がり決死隊)、志水淳児監督、オープニングテーマ曲を手がけた水木一郎が東京・丸の内TOEIでの舞台挨拶に出席した。
30年以上の時を経て同シリーズが劇場アニメ化されたことに対し、永井氏は感激の様子で「自分が見たかったものはこれだったと感動して、本当に楽しんで見ました。いい作品になりました、ありがとうございます」と感想を述べる。兜甲児に声を吹き込んだ森久保に目を向け「森久保さんの『マジン、ゴー!』はしびれましたね。脳天にきました」と絶賛し、これに森久保は「声優は20年以上やっていますが、ロボットに乗る(キャラ)が初めてなんです。そういう意味でも、感慨深い作品になりました」としみじみと語った。
今年でデビュー50周年となった“アニソンの帝王”水木は、「45年前にテレビで歌った歌が、また映画で新たに歌えたということは、アニメ史上でもなかなかない。感動の一言で、奇跡に近いし、この日が夢のよう。『マジンガーZ』を愛してくれたみなさまに、とても感謝しています」と破顔。今作にあたりOP曲を新録しており、「何万回歌ったものを一旦忘れて、初めて新曲をもらったという気持ちでレコーディングしてみました。みなさんにとても喜んでもらえているようなので、嬉しく思っています」と万感の思いを明かしていた。
これを受け、あしゅら男爵に声を吹き込んだ宮迫は「お笑い芸人をやっていますが、自分が最初にあこがれた職業はアニソン歌手。それこそアニキにあこがれていた」といい、「横並びで立てて、心臓がバクバクしています」と感動のあまり直立不動に。「子どものころに恋い焦がれあこがれていた『マジンガーZ』、いろんなものがフラッシュバックして、感慨深すぎて泣きそうです」と目を細める姿に、水木は「永井先生、新しい何かあれば、(楽曲は)宮迫さんにぜひ」とちゃっかり推薦していた。
またステージ上では、水木が「国家のような歌」というおなじみのテーマ曲「マジンガーZ」を生歌唱することに。その声量と熱気に煽られ、2番に差し掛かるや会場全体が一体となって歌唱し始めるなど大盛り上がり。楽曲が終了すると「アニキー!」という声援がそこかしこからわき上がり、万雷の拍手は鳴り止まなかった。全身全霊で熱唱した水木は「幸せです!」と拳を突き上げ、「今日が生涯で一番嬉しいゼーット!」と声を張り上げていた。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー