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田中千絵、ウェイ・ダーション監督「海角七号」から最新作までの秘話や演出法を明かす

2018年1月12日 16:00

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最新作「52Hzのラヴソング」にも出演
最新作「52Hzのラヴソング」にも出演

[映画.com ニュース]台湾のヒットメーカーであるウェイ・ダーション監督によるラブストーリー「52Hzのラヴソング」のスペシャルトークイベントが、東京・ユーロスペースで行われた。ダーション監督作「海角七号 君想う、国境の南」で主演を務め、本作にも出演した女優・田中千絵が出席。ダーション監督作の全てに参加している“常連女優”ならではの視点から、作品の魅力や制作秘話を明かした。

「セデック・バレ」2部作や「海角七号 君想う、国境の南」などで知られるダーション監督が6年ぶりにメガホンをとった本作は、全17曲の完全オリジナル楽曲を使用し、あるバレインタインデーに繰り広げられる様々な恋愛模様を描いた。

田中はレストランのチーフ役で本作に特別出演しており、出演の経緯を問われると「『海角七号』を撮っていた時に、この作品の原型となる短編について、ウェイ監督からお話がありました」と告白。「というのも、『海角七号』は資金が集まらず、撮影が2回ストップした。その時、ウェイ監督は『海角七号』主演の私とファン・イーチェンに申し訳ないという気持ちから、『実は、ひとつ短編のラブストーリーがあって。それに出演してほしい』と話してくださいました」と振り返り、「『海角七号』から約10年空いています。ウェイ監督は『最初は海角のメンバーを出したかったが、みんな歳をとりすぎた』って(笑)」と、本作にメインキャストとして出演していた可能性があったことを明かした。

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さらに「作品ごとの演出方法の違い」を聞かれると、「監督は基本的に変わらないです。現場で1回も役者に怒ったことがない。カメラの前に立つのは役者なので、表情が固くなったり、シーンにうまく入れなくなってしまわぬよう、絶対に怒らないという考えがベースにある。『セデック・バレ』のように過酷な時でも、監督は常に自分の感情をコントロールして、役者に演技指導されていました」と語る。

また、本作の撮影時「監督が現場で楽しそうだった」という話題があがると、「ウェイ監督の作品はほとんど大作なので、『今回は小さい作品だけれども、温かい作品を作りたい』とおっしゃっていました」「そういった面も含めて『セデック・バレ』などと比べたら、大きなプレッシャーはなかったのではないかと思います」とニッコリ。「ウェイ監督は『セデック・バレとKANOがメインディッシュだとすると、今回はデザートにあたる』と言っていた。『気持ちを明るくする、沈まない作品を作った』とおっしゃっていた」と明かした。

「海角七号」出演をきっかけに台湾でブレイクを果たし、「ウェイ監督は恩人」だと話す田中。「今回、久しぶりに日本の皆さんにお会いできたことを嬉しく思っています。これからもたくさんのアジア映画に出演して、新しい作品を日本に持ってこられるように、そしてこれからも作品を通して日本とアジア各国の交流が深まっていくように頑張っていきます」と熱心に呼びかけた。

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