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想田和弘監督最新作 観察映画第7弾「港町」がベルリンへ 特報公開

2017年12月17日 08:00

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「港町」の一場面
「港町」の一場面
(c)Laboratory X, Inc

[映画.com ニュース] 「選挙」「精神」「演劇」などの想田和弘監督最新作「港町」が、第68回ベルリン国際映画祭フォーラム部門への正式招待が決定、このほど特報動画が完成した。日本での劇場公開は2018年4月を予定している。

前作「牡蠣工場」の撮影で、想田監督が岡山県牛窓滞在中に出会った人々にフォーカスを当てたドキュメンタリー。美しく穏やかな内海と小さな海辺の町に漂う、孤独と優しさ、やがて失われていくかもしれない、豊かな土地の文化や共同体のかたち、そこで暮らす人々と言葉をモノクロームで映し出す「観察映画」の新境地だ。

観察をキーワードに事前のリサーチやテーマ設定、台本作りをせずにカメラを回すという手法をとる想田監督は、今作について「つくづく思うことだが、映画の入り口は日常の思わぬ場所にぽっかりと開いている。その穴はあまりに小さく平凡に見えるので、うっかりすると見過ごしてしまう。しかしよく観てよく聴きながら入ってみると、豊かで魅惑的な世界が広がっている。特に今回クミさんが誘ってくれた“穴”は、異界に通じるような、摩訶不思議なものだった」と述懐し、「ドキュメンタリーでありながら、どこか夢の中の出来事のような、まぼろしを見たかのような感覚をもたらす」作品であると説明している。

本作を一足早く鑑賞したポン・ジュノ監督は、「静謐な感動をもたらす、息を呑むほど美しいドキュメンタリーです。 島が美しい。海が美しい。そして猫も。だけど一番美しいのは、そこで暮らす人々。穏やかだが衝撃的で、心を揺さぶるあの…場面…は、ごく自然に映画のなかに歩いて入ってきました。 これが、ドキュメンタリー映画の芸術なのです」とコメントを寄せている。

港町」(http://minatomachi-film.com/)は2018年4月からシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。

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