サイモン・ペッグ「ショーン・オブ・ザ・デッド」続編企画は「ただのパブトーク」
2017年11月19日 19:30

[映画.com ニュース]低予算ながらイギリスで大ヒットを記録し、いまだ絶大なカルト人気を誇るゾンビコメディの決定版「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004)。このほど、ハロウィーンを祝うべく、米ロサンゼルスのグリークシアターで同映画の特別上映が行われるのに際し、主演のサイモン・ペッグと監督のエドガー・ライトが、米エンターテイメント・ウィークリー誌で続編をめぐる興味深い秘話を披露した。
同作では主演に加え、ライト監督と共同で脚本も手がけたペッグは、続編の企画が持ち上がった時のことを振り返り、「冗談のつもりで、続編のトリートメント(あらすじ)を書いたんだ。『フロム・ダスク・ティル・ショーン』というタイトルでね。ショーンとエドがエジンバラからどこかに行って、またひと騒動巻き起こすという、実にくだらない内容さ。エドガーが、『今度はゾンビじゃなくてバンパイアにしたらどうだろう?』なんて言い出して、一瞬盛り上がったものの、結局は単なるパブトークに終わったよ」と明かした。
一方で、「続編の企画について話し合ったのは、せいぜい3日間ほどだったかな。パラレルワールドを舞台に、ゾンビではなくバンパイアと戦うってアイデアだったのは、覚えているよ」と笑って認めたライト監督は、「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」(07)、「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」(13)からなる通称「コルネット3部作」でタッグを組んだ盟友ペッグ&ニック・フロストと再び映画を作る機会を常々模索しているという。
さらに同誌では、「実は今日も、サイモンとメールでやり取りしていたんだ。もしまた3人で組むとしたら、コルネット3部作とは全く違うタイプの作品になるだろう。でも、世間が期待する通りの映画にしなくちゃ、といった義務感に縛られず、純粋に自分たちが描きたいストーリーを追求しようという姿勢は変わらないよ。何ヶ月もの間、あいつらと毎日オフィスにこもって過ごすことになるのかと思うと、ちょっとうんざりするけどね(笑)。親友であり、最高のコラボレーターである彼らと、また是非一緒に仕事が出来ればと思っているよ」と話している。
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