金銭難のジョニー・デップ、5億円相当の不動産を差し押さえられる
2017年11月16日 11:00
[映画.com ニュース]米人気俳優ジョニー・デップに対し、元ビジネスマネージャーの所属会社The Management Group(TMG)が不動産差し押さえの法的手続きに入ったことが明らかになった。Deadlineが報じている。
TMGによれば2012年12月、デップに500万ドルを貸与。その後、デップは利息といくらかの金額を支払ったものの、16年3月にTMGとの契約を一方的に打ち切ったため、いまだに440万ドルの支払いが済んでいないという。TMGは、デップがロサンゼルスに所有する5軒の不動産を売却することで回収を目論んでいるという。
過去にTMGはデップの浪費癖を批判しており、「デップはTMGや他のアドバイザーの意見に耳を傾けず、過度で極端なライフスタイルへの資金提供を要求した」「手の施しようのない浪費は、彼の映画出演からの収入を超えたため、デップは年々過激になるライフスタイルを維持するために大金を借り入れるようになった」「主にディズニーなどの映画会社から、前金として金を借りていた」などと主張。一方、デップは、TMGの詐欺行為により損害を受けたとして2500万ドルの損害賠償を求める訴訟を行っている。