ももクロ・百田夏菜子、山寺宏一からゾロリ役奪う!?「怒られる~!」
2017年11月16日 20:35
[映画.com ニュース] 人気児童図書「かいけつゾロリ」の30周年記念映画「映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ」の完成披露試写会が11月16日、東京・新宿バルト9で開催され、声優を務めた「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子、藤森雅也監督、原作者の原ゆたか氏が出席した。
劇場版第5作となる今作は、過去にタイムスリップしたゾロリが、若き日のゾロリママ、ゾロリーヌに出会う。母との対面を喜ぶゾロリだったが、ゾロリーヌが謎の怪獣に飲み込まれてしまい、トレジャーハンターのゾロンド・ロンとともに救出に向かう。
この日は、主演声優・山寺宏一に代わって、主人公ゾロリが登場した。司会に「ゾロリもアフレコを見ていたんだよね? 百田さんのアフレコはどうだった?」と聞かれたゾロリは、身ぶり手ぶりで感想を伝えたようと悪戦苦闘。これを見ていた百田は、「すごかったぞお!」とゾロリの動きに合わせて声をあて、まさかのゾロリ役に挑戦。客席は大爆笑だったが、百田は「山寺さんに怒られる~!」と慌てていた。
キュートな“ゾロリ声”を披露して会場を盛り上げた百田は、今作でゾロリの母・ゾロリーヌの声を担当し、アフレコに初挑戦した。出演が決まった際の心境を「思っていた以上に大きなことが起きていると感じて、あまり深く考えると怖くなるので考えないようにしていた。ヒロインも初めてやらせていただくので緊張していました」と述懐。またNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」に続き、母親役に挑戦したことを指摘されると「セリフにちょっと母性を込めた」と明かした。
一方の藤森監督は、「百田さんはものすごく重要な役でお願いしていたので『良くなかったらどうしよう』と心配していた」と告白するも、「声をいれていただいて安心しました。この映画は大丈夫と思いました」と絶賛。原氏も「アフレコの日、めちゃくちゃうまくて、キュンキュンした」と同調し、「ゾロリーヌに惚れると思う」と太鼓判を押す。さらに「百田さんはだてに『ももクロ』で長くやっていない。ドームで歌っている度胸と上手さがある」と称えると、百田は大照れしていた。
「映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ」は、11月25日から公開。
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