渡辺直美の“バーベキュー家紋”はプロも納得の完成度!?

「フルラ」はブランド生誕90周年を記念して、「KAMON（家紋）コレクション」をグローバルに展開。伊勢丹新宿店との取り組みが実現し、同店舗の1F（ザ・ステージ）に限定ポップアップストアをオープンし、コレクションの先行販売を行う。「フルラ」を普段から愛用しているという渡辺は、牡丹とダリアをモチーフにした家紋入りの特注衣装で登場。「牡丹の花言葉は、王者の風格。『立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花』というように、美しい方の形容詞としても使われています。一方、ダリアは華麗、優雅、感謝の意味合いなんです」と波戸場氏が説明すると、渡辺は「ちゃんと意味があるんですね。素敵ー！」と頬をほころばせていた。

この日は渡辺が考案した“渡辺直美”を表現する家紋が披露された。「波戸場さんが弟子になってくれと言うんじゃないかと思う。家紋に関して、かなり勉強して描かせていただきました。皆さん、驚くと思いますよ」と自信満々で発表したデザインは、なぜかバーベキューがモチーフとなったもの。「お肉がすごく好きで、パワーの源ですし、人生には欠かせないもの。パワフルに生きていきたいという思いを込めました」と渾身の出来栄えであることを明かしていた。

彩色も施された渡辺流の家紋を見た波戸場氏は「これは面白いです。家紋は左右対称なものが多い。基本をきちんと守ってますね」と絶賛すると、渡辺は「こういうものもいいんですか!?」と驚きの表情。司会者から点数を求められた波戸場氏が「98点」と高評価を与え、減点の理由を「丸がちょっといびつだから」と語ると、渡辺は「丸のところ？　中身じゃなくて？」と戸惑いを隠せなかった。

トークショー終了後の取材では、「波戸場先生はずっと『最高です』と仰られていましたが、絶対に社交辞令。本当に褒めていたら、マズいですよ（笑）。（家紋は）2分でつくったんです」と暴露した渡辺。10月23日に30歳の誕生日を迎えたことについて「（当日は）お世話になっているスタッフさんばかりの誕生日会。意中の男性はいなかったです。クリスマスなどの記念日は、男の人と2人きりで過ごしてみたいですね」と語った。そして「20代は色々なことを経験させてもらったので、30代は自分自身で色々なことに挑戦してみたい。日本での仕事を充実させるために、海外でアピールできる場を増やしていきたいと思っています」と意気込んでいた。