知られざるフィンランド映画の魅力を堪能!アキ・カウリスマキ監督が上映ラインナップ決定
2017年11月3日 04:00

[映画.com ニュース] フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ最新作「希望のかなた」の公開と同国の独立100周年を記念し、特集上映「アキ・カウリスマキが愛するフィンランドの映画」が、東京・渋谷のユーロスペースで開催される。カウリスマキ監督が、日本の観客のために傑作6本を紹介する。
今回は、フィンランド映画で初めてホモセクシュアルの役が登場したといわれるバレンティン・バーラ監督作「夏の夜の人々」(1948)、第6回カンヌ国際映画祭で国際賞(伝承映画賞)を受賞したエリック・ブロンベルグ監督の吸血鬼映画「白いトナカイ」(52)、フィンランドのアカデミー賞とされるユッシ賞を6度受賞した巨匠ミッコ・ニスカネンが、第2次世界大戦後期を描いた「少年たち」(62)、格差婚をした男女のすれ違いを映し、格差社会への議論を生みだしたリスト・ヤルバ監督作「労働者の日記」(67)、カウリスマキ監督の盟友マッティ・イヤス監督による元囚人とアルコール依存症の元ダンサーのほろ苦い恋物語「ラプシーとドリー」(90)、家庭崩壊を経験した兄弟の成長を見つめたザイダ・バリルート監督作「僕はラスト・カウボーイ」(2009)がラインナップされた。
なお、今回上映されるのはいずれも日本劇場未公開の作品。特集上映の巡回は予定されておらず、知られざるフィンランド映画の魅力を堪能できる貴重な機会となりそうだ。
特集上映「アキ・カウリスマキが愛するフィンランドの映画」は、11月25日~12月1日に東京・渋谷のユーロスペースで開催。
上映作品は以下の通り。
「白いトナカイ」」(エリック・ブロンベルグ監督・52)
「少年たち」(ミッコ・ニスカネン監督・62)
「労働者の日記」(リスト・ヤルバ監督・リスト・ヤルヴァ監督・67)
「ラプシーとドリー」(マッティ・イヤス監督・90)
「僕はラスト・カウボーイ」(ザイダ・バリルート監督・2009)
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