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世界が絶賛のストップモーションアニメ「ぼくの名前はズッキーニ」 ぬくもり溢れる予告編完成

2017年10月28日 05:00

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ぬくもり溢れるストップモーション アニメ「ぼくの名前はズッキーニ」
ぬくもり溢れるストップモーション アニメ「ぼくの名前はズッキーニ」
(C)RITA PRODUCTIONS / BLUE SPIRIT PRODUCTIONS / GEBEKA FILMS / KNM / RTS SSR / FRANCE 3 CINEMA / RHONES-ALPES CINEMA / HELIUM FILMS / 2016

[映画.com ニュース] 第89回アカデミー賞で長編アニメーション部門にノミネートされたストップモーションアニメ「ぼくの名前はズッキーニ」の予告編が完成した。

事故で母親を亡くし、ひとりぼっちになってしまった9歳の少年ズッキーニが、新たに暮らすことになった孤児院で、それぞれに心に傷を抱えた子どもたちと出会い、次第に自分の居場所を見つけていく姿を描く。

傷ついた子どもたちを扱うことに繊細な注意を払いながらも、子どもたちの豊かな想像力を信じる思いが全編を貫き、切なくもぬくもりにあふれた作品に賞賛の声が寄せられ、アカデミー賞ノミネートのほか、世界最大のアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭では最優秀賞と観客賞、フランスのアカデミー賞といわれるセザール賞では最優秀長編アニメーション賞と最優秀脚色賞を受賞している。

予告編では、母親を亡くしたズッキーニが、優しい警察官レイモンに連れられて孤児院のフォンテーヌ園にやって来くるところから始まる。ズッキーニは、園のリーダー的存在であるシモンと最初こそ反発しあうが、徐々にお互いを理解し、同世代の子どもたちと絆を深め、大人の優しさにも触れて成長していく。

子どもたちが日々の小さなできごとに一生懸命生きる姿が、かわいらしくも切なく切り取られているほか、スキー旅行やハロウィンパーティを楽しむ姿など、つらい境遇にありながらも、純粋で無邪気な子ども達の様子も描かれる。また、詩人の谷川俊太郎が寄せた「すごい! びっくりした! 繊細で大胆、実写では出せないリアリティ」という絶賛コメントも紹介されている。

2018年2月10日から、新宿ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMAほかで公開。

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