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満島ひかり、自由な表現のルーツは「音楽グループでデビュー」と明かす

2017年10月27日 16:05

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ティーチインに臨んだ満島ひかり
ティーチインに臨んだ満島ひかり

[映画.com ニュース] 第30回東京国際映画祭Japan Now部門の特集企画「銀幕のミューズたち」で満島ひかり主演「海辺の生と死」が10月27日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、満島と越川道夫監督がティーチインを行った。

映画は、作家・島尾敏雄氏の「島の果て」や、妻で作家の島尾ミホ氏の第15回田村俊子賞受賞作「海辺の生と死」の一編「その夜」など、島尾夫妻をモデルとした人物が登場する書籍を原作にした物語。鹿児島・奄美群島加計呂麻島(かけろまじま)を舞台に、ミホをモデルにした女性トエ(満島)と、敏雄をモデルにした朔の出会いと情熱的な恋、そして終戦時の日本を描いた。

「私のなかに奄美大島の血がある」という満島は、「奄美に行っちゃうと、こんなのカメラの前でやっていいんだろうかというような感性がどんどん出てくる」と全身全霊でトエを演じたといい、越川監督も「特に満島さんは、ひとりの人間を描くというよりは、島と溶け出していっちゃうような感じがする」と不思議な感覚があったと撮影時を振り返る。

画像2

さらに、「僕らは(芝居が)最後にどうなるかわからなかった。コントロールが利きすぎてしまったら、ダメな気がしたんです。この映画は。積極的に迷子になるって言うんですけど(笑)、分からないまま芝居を作っていた」と、その時々の感覚を重視して撮影を進めていったという。

これを聞いていた満島は、「音楽グループでデビューしているので、振り付けを覚えるのがすごく得意なんです。ユニゾンで合わせて、みんなでまったく同じ動きをするのもすごく得意」と自らのルーツを語り、「その英才教育を受けてきたからこそ、積極的迷子を自分のなかで恐れないというか。何もやってない人が積極的迷子をやっちゃうとただの迷子になっちゃうけど、自分自身のなかではそれがあるのかなといつも思います」と、自由な表現の根底にある基礎を明かしていた。

第30回東京国際映画祭は、11月3日まで開催。

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