宮沢りえがパペットに息吹を注ぐ「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」予告編完成
2017年10月20日 08:00

[映画.com ニュース] 1970年代に製作されたムーミンのパペット(人形)アニメーションの劇場版「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」の予告編が、このほどお披露目された。川本喜八郎監督作「死者の書」以来、12年ぶりに劇場版アニメの吹き替えに挑戦する宮沢りえが、主人公・ムーミントロールに息吹を注いでいる。
今作は、78~82年にトーベ・ヤンソン監修の下、テレビシリーズとして製作されたパペット・アニメーションを再編集し、カラー補正などを加えた劇場版。物語の舞台となるのは、木の葉が舞い落ちる秋を迎えたムーミン谷。スナフキンとともに冬を満喫しようと考えていたムーミンは、まもなくやってくる“クリスマス”の存在を知り、不思議な冬の魔法を目撃して、驚きの体験をする。
オーストラリア出身の歌姫サラ・オレインの主題歌が響く予告編では、パペットならではの愛くるしい動きや表情を浮かべるムーミントロールに、宮沢が透き通った声を当てている。アフレコのために「研究を重ねた」という宮沢の声は、どことなく少年らしさを感じられる仕上がりだ。また、ムーミンパパやヘムレンを担当した森川智之、ムーミンママやリトルミィなどを演じた朴ろ美が、声色を自在に変えて複数のキャラクターを表現しているほか、なめらかな声で物語を紡ぐ神田沙也加のナレーションも確認できる。

なお、劇場前売り券が10月28日から発売開始。通常前売り券(1500円:税抜き)には、数量限定でポストカードサイズのオリジナルクリアファイルが付属する。また、数量限定プレミアムグッズ付き前売り券(2800円:税抜き)も発売されることになり、通常版のクリアファイルの代わりに、ネックストラップ付きパスケースがもらえる。
「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」は、12月2日から全国で公開。
(C)Filmkompaniet / Animoon Moomin Characters TM
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