スタジオライカ「KUBO」吹き替え版主題歌は吉田兄弟の「ビートルズ」三味線カバー!
2017年10月13日 11:00

[映画.com ニュース] ストップモーションで最高峰の技術を誇るスタジオライカが日本を描いた長編アニメ「KUBO クボ 二本の弦の秘密」日本語吹き替え版の主題歌を、世界的に活躍する三味線の兄弟奏者「吉田兄弟」が担当することがわかった。本作の主人公が三味線を操る少年であることから、同スタジオが「吉田兄弟とタッグを組みたい」とラブコールを送り、異色のコラボレーションが実現。吉田兄弟による日本語吹き替え版主題歌は、「ザ・ビートルズ」の名曲「While My Guitar Gently Weeps」を三味線でカバーしている。
第89回アカデミー賞で2部門にノミネートされた本作は、「コララインとボタンの魔女 3D」などを手がけたスタジオライカが、中世の日本を舞台に描くストップモーションアニメ。三味線の音色で折り紙を操る少年クボは、不吉な存在として一族から命を狙われていた。闇の魔力を持つ「月の帝」や闇の刺客の攻撃によって、両親が命を落とし、クボは敵討ちの旅に出発。やがて自身の出生の秘密や三味線に隠された謎にたどり着く。
日本語吹き替え版の主題歌を担当する吉田兄弟は、「初めてこの映画のことを聞いたときは『遂に三味線を持った主人公が登場する映画が!』と、本当にとても嬉しかったです」と本作との出合いを述懐。「映画を見て、日本の描写が素晴らしいことにも、とても感動しました。日本の良さは、日常のあちこちに隠されていると思うのですが、それをしっかりと描いてくれたスタジオライカのクリエーターの方々の日本への気持ちがとても嬉しかった」と作品に込められた“日本愛”を賞賛した。
吉田兄弟が手がけた「While My Guitar Gently Weeps」のカバー曲は、三味線による大胆なアレンジが際立つ楽曲に仕上がっている。「ビートルズのこの楽曲は、以前津軽三味線でカバーしたことがあり、津軽三味線に合う曲とわかっていたので、普段カバーは滅多にやらないけれど、この曲は安心して演奏出来ました。以前から映画の楽曲作りにはとても興味があったので、楽しみながら演奏させてもらいました」と収録を振り返り、「本編とともに、より深く日本を感じていただければ嬉しいです」とアピールしている。
「KUBO クボ 二本の弦の秘密」は、11月18日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開。
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