コルビュジエが嫉妬した女性デザイナーの才能とは? ドキュメンタリー「アイリーン・グレイ」公開
2017年10月12日 17:00

[映画.com ニュース] 気鋭のアイルランド人女性デザイナーの生涯を追ったドキュメンタリー「アイリーン・グレイ 孤高のデザイナー」が、10月28日に公開されることが決定した。近代建築の巨匠ル・コルビュジエが、生涯で唯一その才能を羨んだといわれるグレイの人生を掘り下げる。
「物の価値は、創造に込められた愛の深さで決まる」という言葉を残したグレイ。そのデザインは、現在も時代の最先端を走り、各界に影響を与え続けているが、死の直前に自身にまつわる多くの資料を処分したため、その名は表舞台から徐々に消えていった。しかし、2009年に行われたオークションで、グレイが手掛けた椅子「ドラゴン・チェア」が、当時の史上最高額である約28億円で落札されたことで、大きな話題をさらった。
映画は、1878年にアイルランドの貴族の家に生まれ、家具・インテリア・プロダクトのデザイナー、そして建築家として活躍したグレイの生きざまや創作の秘密を、当時の作品や関係者、研究家のインタビューを交えて映し出す。
「アイリーン・グレイ 孤高のデザイナー」は、10月28日から東京・、渋谷のBunkamuraル・シネマで公開。鑑賞料金は1500円で、「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」の半券提示で300円割引となる。
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