木村拓哉が初の刑事役に!「マスカレード・ホテル」映画化で長澤まさみと初共演
2017年10月12日 05:00
[映画.com ニュース] シリーズ累計275万部を突破した東野圭吾氏のベストセラー小説「マスカレード・ホテル」が映画化されることになり、木村拓哉と長澤まさみが初共演を飾ることがわかった。木村は初の刑事役に挑み、長澤はホテルのフロントクラーク役を演じる。
原作は、東野作品のなかでも屈指の人気を誇る「マスカレード」シリーズの第1作。発表直後から映像化権の争奪戦がぼっ発し、約6年の歳月を経て実写化が実現した。「HERO」の鈴木雅之監督がメガホンをとり、「ライアーゲーム」シリーズの岡田道尚が脚本を執筆する。
これまで検事、総理大臣、天才外科医、不死身の用心棒など数々の職業を演じてきた木村が、今作では捜査一課のエリート刑事・新田浩介役で主演。連続殺人事件の次なる舞台として予告されたホテル「コルテシア東京」に“ホテルマン”として潜入し、犯人を突き止めるべく宿泊客の仮面(マスカレード)を剥がそうと奮闘する役どころだ。撮影に向け「新田の職業は刑事ですが、今回は潜入捜査であり、ホテルマンでもあるので、そのバランスが非常に面白いと思っています。ホテルマンの制服に袖を通すと、自然と背筋が伸び、この作品に関わっている間は、ずっと姿勢が良いと思います(笑)」と明かし、「長澤さんは非常に表現豊かな方なので、どのようなシーンを一緒に構築できるかとても楽しみにしています。『マスカレード・ホテル』という非常に面白い原作を、如何に自分たちが体現できるかプレッシャーはありますが、全力で頑張ります」と真摯に意気込んでいる。
そして長澤は、新田にホテル業務を叩き込むフロントクラーク・山岸尚美役。「犯人逮捕が第一」と客に迫る新田と、「お客様の安全が第一」と客を守る尚美の関係性はまさに“水と油”で、幾度となく衝突を繰り返すが、次第に互いをプロとして認めていくという設定になっている。原作を読んだ感想を「刑事とホテルマンの心情にハラハラドキドキして、あっという間に読んでしまいました。仕事に対して真摯に付き合う姿勢は、今の自分にとても響きました」と感銘を受けた様子で、「尚美という役は、正義感が強いのが彼女のプライドだと思うので、それを意識して演じたいと思います。また、木村拓哉さんと共演するのは初めてなので、とても楽しみです!」と期待に胸躍らせている。
またプロデューサーの上原寿一氏は、「これまでに刑事役を演じたことがない木村拓哉さんが、満を持して演じたら絶対に面白いと思ったところ、木村さんは快く引き受けてくださり、東野先生にも快諾いただけました」と振り返る。そのうえで「木村さんと初共演であり、凛としたホテルマンのたたずまいが似合う女優さんをと考えた際に、長澤まさみさんが木村さんとコンビを組んだら面白いのではないかと真っ先に思い浮かんだ」といい、「理想的なキャスティングが実現した」と自信をみなぎらせている。
「マスカレード・ホテル」は、10月7日~11月中旬に撮影され、公開は2019年を予定。
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