劇場版「岩合光昭の世界ネコ歩き」岩合氏と吉岡里帆がナレーションに込めた思いとは
2017年10月6日 16:00

[映画.com ニュース] 動物写真家・岩合光昭氏が世界の街角の猫を撮影し、紹介するNHK BSプレミアムの人気番組を映画化した「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち」の公開に向け、本編ナレーションを担当した岩合氏本人と女優の吉岡里帆がナレーションや作品への思いを寄せた。
映画は、1年にわたって青森県津軽地方に通って撮影された、テレビ版で人気の「津軽の四季」シリーズから「コトラとその家族」や、コトラの子どもたちの現在の姿などの追加撮影映像を中心に、岩合氏がお気に入りの世界6カ国の猫たちの姿などをテレビ未公開の映像とあわせて再構成した。
岩合氏は「吉岡里帆さんがとても落ちついてナレーションに臨んでいたのが印象的でした。そして、吉岡さんの声を聴いて感じたのは、とにかく“猫に合っているなぁ”ということです」と、吉岡のナレーションに太鼓判を押す。そして、「そんな吉岡さんの声も聴きながら、僕もより自然体でナレーションに臨むことができました」と話している。
一方の吉岡は「岩合光昭さんが長い時間をかけて丁寧に丁寧に猫と向かい合ってこられたんだと、ひしひしと伝わってきました。この愛らしい猫ちゃん達の邪魔にならないよう、より魅力が伝わるよう音入れしたいと心から思いました」と述懐。収録本番は「コトラの赤ちゃんたちに寄り添いたく思い、優しく繊細な空気感で挑みました」という。
また、岩合氏は津軽での追加撮影について「追撮前、(何が起きているかわからないので)彼らに会いに行って良いのか? という思いもありました。でも、やはり、会いに行って良かった」と安どの表情。「コトラからリッキー、ハナたち、そしてまたその子たちへ、そんな命の引き継ぎがずっと続いている。あのリンゴ農園は、今の時代、本当に貴重な場所です。“命の大切さ”をこの作品を通じて皆さんに感じていただけたらうれしいです」と語り、吉岡も「岩合さんの撮った猫ちゃん達はスクリーンの中でちゃんと生きています。必ずその姿に心動かされると思います」と話している。10月21日から全国公開。
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