ももクロ・百田夏菜子、公開アフレコで「ゾロリ」原作者・原ゆたかの不安を払拭!
2017年10月5日 18:35

[映画.com ニュース] アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子が10月5日、人気児童図書「かいけつゾロリ」の30周年記念映画「映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ」の公開アフレコを都内のスタジオで行った。
原作は、1987年の誕生以来、年2冊のペースで刊行されている原ゆたか氏による人気シリーズ。仏アヌシー国際アニメーション映画祭2017でグランプリの快挙を成し遂げた「夜明け告げるルーのうた」の吉田玲子を脚本に迎え、過去にタイムスリップしたゾロリが自身のトレードマーク「ZZ」の謎を解き明かす姿を描いた。
百田の役どころは、ゾロリが過去の世界で出会う自身の母・ゾロリーヌ。公開アフレコでは、2つのシーンを演じる事になり「緊張しますね…」「ゾロリーヌの声は直前まで悩んでいました」と胸中を吐露しながらも、シーンに合わせて声色を変えながら、パーフェクトな演技を披露した。収録の前には「動画サイトで『声優 アフレコ』『声優 大事なこと』と調べたり、色んな声優さんの記事を読んだりしました」と勤勉な一面を明かすと、以前対談した野沢雅子から「『あなたは私にちょっと似ていることがある。思ったまま言った方がいい』と仰っていただいて。それくらい思いきってやっていいんだと学べました」と金言を得ていたようで、「野沢さん、ありがとうございます!」と謝意を示していた。
この日は原作者の原氏も駆けつけ、百田の熱演を見守っており「初めてのアフレコに『ゾロリ』を選んでいただいて嬉しかった。その反面、初めての挑戦ということで一抹の不安もあった(笑)」と正直な思いを告白。「コンサートでの様子や芝居を見させていただいて大丈夫だろうと思いつつも、アフレコはそれらとは異なるもの」と説明していたが「今日、その不安が全て払拭されました」とニッコリ。「今『ゾロリ』を書きながら、演じられている山寺(宏一)さんの声がいつも出てくる。それと同じように、今後原作に若かりし頃のゾロリーヌが出てくるなら、百田さんの声で決まってしまった」と絶賛していた。
原氏の言葉に喜びを爆発させた百田は「(アフレコは)初めて知ることが多くて。書かれたセリフ以外にも“表情”のセリフだったり、口が動いてない時の気持ちの声がたくさんあったのですごく難しかったです」と述懐。特に「今のは『。』じゃなくて『、』になっているよ」という監督の指示が印象的だったようだ。「『。』と書かれているところは、しっかりと相手に言葉を伝えてから、次のセリフを言うんです。それが『、』になって流れちゃってたこともありました」と試行錯誤を繰り返したようだが「今は楽しかったという思いが強いです」と完成を心待ちにしていた。
「映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ」は、11月25日から公開。
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