「不都合な真実2」のアル・ゴア氏来日決定!本予告で「未来に希望を残せ」
2017年9月21日 08:00
[映画.com ニュース] 元アメリカ副大統領アル・ゴア氏が地球温暖化問題に警鐘を鳴らす長編ドキュメンタリー「不都合な真実2 放置された地球」の本予告が完成。あわせて、同作が第30回東京国際映画祭(10月25日~11月3日開催)のクロージング作品に選出されたことを受け、ゴア氏の来日が決定した。
前作「不都合な真実」(2006)は第79回米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞し、2007年には環境問題の啓発に貢献したとして、ノーベル平和賞を授与されたゴア氏。続編となる今作では、現在も地球温暖化を止めるべく世界中を飛び回り講演活動を続けるゴア氏を追い、再び“不都合な真実”を突きつける。
本予告では、ゴア氏が地球温暖化について語り、2015年のパリ協定採択を祝う姿が映し出される一方で、ドナルド・トランプ米大統領が協定から離脱することを宣言する場面が収められている。映像は、「温暖化対策は行わない」と大々的に発表するトランプ大統領の姿に顔をしかめ、対立するように「未来に希望を残せ」と熱くスピーチするゴア氏の姿で締めくくられている。
今回の来日は、第30回東京国際映画祭での「不都合な真実2 放置された地球」上映に合わせたもので、ゴア氏は「クロージング作品に選ばれたことを光栄に思います。また、最近の異常気象により被害に遭われた日本の皆さまに対し心からお悔やみを申し上げます。来日し、異常気象の問題に警鐘を鳴らす機会に恵まれることを心待ちにしております」とコメントを寄せている。
「不都合な真実2 放置された地球」は11月17日、東京・TOHOシネマズみゆき座ほか全国で公開。
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