「カノン」中国金鶏百花映画祭で3冠、「おくりびと」以来の快挙
2017年9月20日 17:00
[映画.com ニュース]中国のアカデミー賞と言われる第26回金鶏百花映画祭の国際映画部門授賞式で、雑賀俊朗監督の「カノン」が、作品賞と監督賞、島田陽子が助演女優賞を受賞した。3部門の受賞は、2008年に作品賞、監督賞、男優賞を受賞した映画「おくりびと」以来の快挙となる。
映画「カノン」は比嘉愛未、ミムラ、佐々木希が姉妹を演じ、母へのわだかまりを抱えたまま大人になった三姉妹が、母の過去をたどりながら、自分たちの傷に向き合う姿を描いたドラマ。
授賞式に参加した雑賀監督は「3つも賞をいただけたことに驚いています。作品の思いが国境を越えて伝わるということを実感しました。次の作品以降も、今後の日本と世界の架け橋になれることを願っています」とコメント。島田陽子は「今年の国際部門の質が高いと前評判がある中で、『カノン』が3部門も受賞できたことに大きな喜びを感じる同時に、あらためて中国で日本の映画が期待されていることの未来図を思い描かずにはいられません。ありがとうございました」と喜びを語った。
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