ソダーバーグ監督が明言、新ドラマ「モザイク」はアプリ版も存在する
2017年9月7日 12:00
[映画.com ニュース] スティーブン・ソダーバーグ監督が米有料チャンネル向けのドラマ「モザイク(原題)」の内容を、Film Commentの取材で明らかにした。
「The Knick」や「ガールフレンド・エクスペリエンス」など野心的なドラマを手がけていることで知られるソダーバーグ監督だが、「モザイク(原題)」はさらに実験的な作品となりそうだ。ソダーバーグ監督は「来年1月、HBOでは1話ずつリニアに綴られるドラマが放映されるが、それとは別にアプリ版も存在する」と説明。ユーザーの選択によってストーリーが変わるインタラクティブ選択制になっているそうで、こちらはiOSやアンドロイド向けのアプリとして発売されるという。
気になるストーリーは、「殺人ものだが、必ずしも殺人ミステリーというわけではない」と明かす。「2つの時間軸があり、ひとつは現在、もうひとつは4年前だ。誰もが解決したと思っていた事件が再検証され、興味深い結果がでてくる。そこで、ユーザーは調査する対象を自分で選択していくことになるんだ」。
ソダーバーグ監督は、映画復帰作「ローガン・ラッキー(原題)」が全米公開されたばかり。チャニング・テイタムとアダム・ドライバー演じる兄弟が、NASCARレース開催中に強盗作戦に挑むという犯罪コメディで、ダニエル・クレイグ、セス・マクファーレン、ケイティ・ホームズ、ヒラリー・スワンク、キャサリン・ウォーターストーンと豪華キャストが出演している。